地元住民に大人気。旗津の海鮮レストランといえば「金聖春活海産」。

金聖春活海産

高雄市の旗津といえば安く美味しく食べられる海鮮。フェリー乗り場から賑やかな大通り「海産街」に出れば、道の左右に海鮮レストランがずらりと並び、どこのお店も観光客で賑わっています。

でも!

今日私がご紹介するのは、大通りに面した観光客いっぱいのお店ではなく、知る人ぞ知る旗津の人気店「金聖春活海産」です。以前は高雄市でも特に旗津に住む人しか知られていなかった店だったのですが、最近ではSNSでの拡散などによって、高雄市だけでなく遠方からもお客さんが来るようになりました。皆さんのお目当てはもちろん看板メニューの・・・。後ほどご紹介します!お楽しみに。

「金聖春活海産」ってどんな店?

金聖春活海産

金聖春活海産

地元住人に圧倒的人気。

実はダンナさんのお友達家族が経営しているレストラン。元総統も来店したことがあるという、地元では有名なお店です。

週末になると、お昼前の11時半くらいから込みだし、12時ではもう満席でしばらく待たなければいけないという人気店です。40テーブルある店内も連休ともなるとお客さんでごった返すので11時ごろにはお店に着いておきたいところ。

私も今年の旧正月に6家族(大人13人、子供6人)が集まり、お昼ご飯をいただいてきました。お友達といえど予約は受け付けていないので、集合時間の11時半よりも少しだけ早く着くように行ったのですが、その時1階はすでに満席。2階席も半分くらい席が埋まっていて、11時半をすぎる頃には2階も満席になりました。隣り合わせのテーブルを2つ確保するために早めに着いて良かったです。11時開店なのですが、車もご覧の通りいっぱい停まっていて、席が空くのを待つお客さんの姿が見えます。

ここでしか食べられないメニューを求めて。

旗津には海鮮レストランがたくさんあります。観光客に人気があるのは、やはり旗津フェリー乗り場近くの海鮮レストランでしょうか。フェリー乗り場から歩いて行けるし、お店も数件あるので選べるし、価格も安いです。

それに比べてこの金聖春は、フェリー乗り場からはとても遠く、値段も特別安いわけではありません。海産の新鮮度は、フェリー乗り場近くのお店でも金聖春でも同じだと思います。

では、どうして高雄からのお客さんや地元住民はこの金聖春活海産に来るのでしょうか。それは、この金聖春でしか食べられない看板メニューがあるからです。

金聖春活海産の看板メニューとは。

金聖春のカニ雑炊

金聖春活海産 カニ雑炊

カニ雑炊。

お店の看板メニューです。金聖春に来るお客さんでカニ雑炊をオーダーしない人はいないんじゃないでしょうか。逆にカニ雑炊をオーダーしないのなら、わざわざ旗津フェリー乗り場から遠いこのお店に来る意味がないと言っても過言ではないと思います。

金聖春のオーナーの話によると、このカニ雑炊は一人の「雑炊職人」が朝からずっと鍋の前に立って作っているのだとか。厨房担当は数人いますが、この雑炊に関しては誰でも作れるというものではないそうです。雑炊職人が一人で責任を持って担当しているカニ雑炊は遠方からもお客さんを惹きつけます。

カニ雑炊の価格は980元(仕入れ価格により多少変動)。味付けは塩胡椒がきいていて、日本で食べる胃腸に優しい雑炊とはまた違った感じです。小さな子供には少し胡椒が効きすぎて辛く感じるかもしれませんが、カニの旨味が凝縮された何杯でもおかわりできてしまうほど美味しいコクのある雑炊です。

私のテーブルには大人5人、子供5人が座っていましたが、量は十分すぎるほどでした。もう1つのテーブルにも大人7人とよく食べる大きめ子供が1人座っていたのですが、どちらのテーブルのカニ雑炊も残ってしまいました。雑炊は調理の関係上、テーブルに運ばれて来るのは最後の方になります。お腹がいっぱいでカニ雑炊が入らないということにならないように気をつけたいですね。

なお、カニ雑炊に限らず、残った料理はお持ち帰りができます。ただし、お持ち帰り袋はただのビニールの袋に入れるだけなので、食事が済んだらすぐに家へ帰るという人以外はちょっと不便かもしれません。(私は持ち帰りましたよ!)

ドライカリフラワーの炒め物。

ドライカリフラワーの炒め物

金聖春活海産 ドライカリフラワーの炒め物

お店のオススメのメニューです。ドライカリフラワー自体は台湾ではそんなに珍しいものではなく、大きな炒め物のお店(熱炒店)ではよく見かけるものです。ドライカリフラワーは茹でただけのカリフラワーとは違って、たくあんをボリボリと食べるような歯ごたえのある食感です。金聖春ではドライカリフラワーと豚肉を醤油ベースの味付けで炒めてあるのですが、ピリ辛加減がちょうどよくてご飯にとても合います。唐辛子が入っているので、小さな子供にはちょっと辛いかもしれません。

こちらのお値段は230元。美味しくて美味しくて、ついご飯をいっぱい食べてしまいそうになるのですが、先ほどご紹介したカニ雑炊を食べるためにはご飯のおかわりをほどほどに!

その他のメニュー。

さて、人気メニューのカニ雑炊とドライフラワー炒めをご紹介しましたが、もちろんそれ以外にも美味しいがあります。今回注文した料理を簡単にまとめます。

金聖春活海産の料理4品

金聖春活海産の料理4品

  • 左上・・・「風螺」バイ貝。旗津ではどこの海鮮レストランでも見かける品。(35元/1両。1両は37.5g)
  • 右上・・・「紫菜湯」しらすと海藻のスープ。さっぱりした味付け。(200元)
  • 左下・・・「炸銀魚」小魚のフライ。胡椒をつけていただく。(150元)
  • 右下・・・「金瓜米粉」かぼちゃの焼きビーフン。写真は2人前。(1人前80元)

 

金聖春活海産のエビなど料理4品

金聖春活海産の料理4品

  • 左上・・・「蝦」エビ。仕入れ値で値段が変動。人数によって数を調整してくれる。この時は300元。
  • 右上・・・「烤小卷」焼きイカ。重量で値段が決まる。写真は350元。
  • 左下・・・「炸芋丸」紫芋の揚げ団子。揚げたてを持ってきてくれる。甘くて美味しいデザート。(1皿15個190元)
  • 右下・・・「花枝卷和蝦仁卷」イカの揚げ海苔巻きとエビの揚げ春巻き。エビの方には香菜が入っているので苦手な人は気をつけて。(350元。)

注文の仕方。

海鮮レストランにはよくあることなのですが、ここのレストランもメニューというものが存在しません!ですので、おすすめ料理と簡単な注文の仕方、注意点などをお伝えしたいと思います。

簡単注文これだけは。

まずは野菜の炒め物を1品。調理法はお任せで、とにかく野菜を1つ選ぶ。いろんな野菜がありますが、よくわからなければキャベツ(高麗菜)かクウシンサイ(空芯菜)を選んでおけばいいと思います。ちなみにドライカリフラワー炒めは「花菜干」です。

それからスープ。海藻のスープ、ハマグリのスープ、魚の味噌スープ(味噌味の薄いスープ)などから1つ選ぶ。スープは中国語で「湯」(タン)と言います。ハマグリのスープは生姜がきいた塩気のあるスープです。味噌スープはいわゆる日本の味噌汁とは違いますので注意です。味噌汁ではなく味噌味のスープです。

そしてカニ雑炊。これを食べなきゃわざわざここに来る意味がないと思います。看板メニューですからね、これだけは外せません。時間がかかるのでテーブルに運ばれるのは最後になるかと思います。

ご飯は「白飯」(バイファン)と言います。小さなお碗に装われています。それから飲み物はセルフです。自分で冷蔵庫から好きなものを持ってきます。コップも自分で取りに行ってください。

応用:水槽に食べたい魚や蝦類を見つけたらスタッフに声がけ。すると適当に調理して持ってきてくれます。ただし、中国語または台湾語しか通じないので結構ハードルが高い注文方法になります。

お店の行き方。

公共機関を使う

<西子湾からフェリーで旗津へ>

旗津輪渡站(旗津フェリー乗り場)からバスに乗って、「中興里活動中心」で下車。道路を渡り、セブンイレブンの角を曲がって徒歩5分。 バスは「紅R9 前鎮站(前鎮駅行き)」。バス料金は12元。

旗津のバス路線図はこちら 港都汽車客運股份有限公司

<トンネルを通って行く> 

捷運「草衙」3番出入り口からバス「紅R9 旗津輪渡站(旗津フェリー乗り場行き)」に乗り、「中興里活動中心」で下車。セブンイレブンの横の道から徒歩5分。

<前鎮輪渡站からフェリーで旗津へ> 

旗津へいくフェリーは西子湾から出ているだけだと思われがちですが、実はもう1つ別のフェリー乗り場からも旗津へ行けるんです。ショッピングセンター「夢時代」(Dream mall)から歩いて10分ほどのところにある「前鎮輪渡站」というところです。

高雄市内からバスで前鎮輪渡站へ向かう場合は「214A」「R9A」「R9B」のいずれかに乗り「前鎮輪渡站」(前鎮フェリー乗り場)からフェリーで、旗津の「中洲輪渡站」に渡る。お店は船を降りると目の前にあります。

タクシーまたは自家用車

高雄市内からだと30分くらいで着きます。自家用車の場合は、トンネルから旗津に入り、1つ目のセブンイレブンで右折。駐車場所はスタッフが誘導してくれますので指示に従ってください。駐車料金は無料です。バイクの場合はトンネル側かフェリー側からかになりますが、現在は連休中(3日以上)は旗津住民以外の方はバイクでフェリーに乗ることができませんので注意してください。

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