ビーグルと行く台中!②彩虹眷村(レインボービレッジ)

レインボービレッジ

【犬連れ彰化、台中の旅】の第2日目。

今回の旅の流れはこんな感じ

09:00 逢甲大学まえの朝ごはん屋でテイクアウト

10:00 ホテルを出発

10:30 彩虹眷村(レインボービレッジ)

12:30 第二市場で昼ごはん

13:30 宮原眼科でアイス

15:00 高雄へ

 

 

記事が長くなりそうなので、今回の記事では2日目の前半として、朝ごはんの様子と彩虹眷村(レインボービレッジ)についてご紹介したいと思います!

 

1日目の彰化、台中旅行についてはこれらの記事をチェックしてくださいね!

目次

まずは朝ごはん!

逢甲夜市から歩いてすぐの宿をとった私たち。チェックアウトまで時間があるので、モモの散歩も兼ねて逢甲大学の入り口の方まで歩いてみました。

台湾では通勤や通学ついでに朝ごはんを買って会社や学校で食べるという人がとても多いので、高校や大学の近くには必ず朝ごはんのお店があります。

6時半から7時半ごろが1番人が多い時間帯なのですが、私たちが朝ごはんのお店についたのは9時ごろ。ピーク時をすぎていたことと大学が夏休みということもあり、待ち時間なしで買うことができました。

朝ごはんの店

ダンナさんは朝からがっつり小籠包。皮の厚いものが好み。

別のお店で、私は蔥油餅を、そして子供たちは蛋餅を注文。どちらも台湾を代表する朝ごはんです。

蛋餅

蔥油餅はネギ入りのパイ生地を焼いたもので、蛋餅はネギ入り生地を薄く延ばして具を入れて丸めたもの。蛋餅にはベーコンとコーンを入れてもらいました。

下の写真の、丸まっているものが蛋餅,手前の厚みのあるものが蔥油餅です。

蔥油餅と蛋餅

子供たちはまだ宿でゴロゴロしているので、朝ごはんはテイクアウト。

彩虹眷村(レインボービレッジ)

朝ごはんを食べ終わった私たちは、台中旅行2日目の最初のスポット「彩虹眷村(レインボービレッジ)」へと移動。逢甲夜市からは車で約30分のところです。

レインボービレッジ

インスタ映えするスポットとしても大人気の観光地。色鮮やかなペイントはどこを切り取っても絵になります。

虹色アイスバー

ここにきたら絶対食べたい「虹色アイスバー」。30元。

顔ハメパネルもたくさんあって写真撮影が楽しくなりますね。

彩虹眷村

歴史を知るともっと面白い

彩虹眷村は彩虹村とも呼ばれ、日本語ではレインボービレッジと呼ばれるこのスポット。そもそもどうしてこんなに観光客を呼び込むスポットとなったのでしょうか。

まずは名前にもなっている「眷村」ですが、これは中国本土からやってきた蒋介石率いる国民党の軍人のための軍人村のことをさします。一時的に用意された簡易的な平屋で、軍人とその家族が暮らす集合住宅地です。

月日が流れ、集合住宅地から出て行く人も多い中、1人の退役老人がこの村にある家を購入。それがここで絵を描いている黄おじいちゃんです。

のちに老朽化が進んだこの眷村は、政府の再開発計画により取り壊されることになりました。眷村は一般的には政府によって与えられた集合住宅地ですが、この村は少し特別で、老兵9人が国防庁に土地を申請して自ら建てたものでした。

老兵9人が6つの住宅を建設。そのうちの1つをおじいちゃんが購入。所有権などを巡る問題もあるようなのですが、簡単にいうと、家はおじいちゃんのものですが、この土地は国のものなのです。

他の住人たちは政府からの補助金や新しい住宅を手に入れて出て行ってしまいましたが、おじいちゃん夫婦はここに残りました。

ある日おじいちゃんは、取り壊し計画が出ている村の自宅の壁にペンキで絵を描き出しました。最初は自宅の塀に、そのうち近所の家の壁に(おじいちゃんの家以外は空き家)、そして地面にまで、おじいちゃんのペンキの絵はどんどん広がっていきました。

レインボービレッジ

この色とりどりの絵がやがて話題となり、おじいちゃんの村を守ろうという活動家たちが現れました。この村を残したいという皆の声は当時の台中市長にも届き、ついにこの村の取り壊し計画は中止となりました。

今では世界のメディアでも報道され、年間約200万人が訪れる硬い中を代表する観光地となっています。

 

 

今回はここまで。

次回は、伝統市場の「第二市場」とスイーツで有名な「宮原眼科」についてレポートします。