レトロ可愛いお土産を買うならここ。台南のハヤシ百貨で買えるお菓子を紹介。

台南市の観光スポットのひとつ「ハヤシ百貨」。レトロ可愛いパッケージのお菓子や雑貨を多く扱うハヤシ百貨は、台湾好きな海外観光客はもちろん、現地の方たちにも愛されているデパートです。

2022年8月には、伊勢丹新宿本店でも林百貨店の期間限定店が開かれ、台湾ファンの間でも話題になりました。

今回の記事では、私が個人的に可愛いなと思ったお菓子を紹介します。3年ぶりに日本に一時帰国したときに購入したものもありますので、よかったら台湾旅行の参考にしてみてください。

ハヤシ百貨(http://www.hayashi.com.tw/)は1932年に、山口県出身の林方一氏によって創立されました。

この建物は、戦後しばらくは警察などに使用されたのち長らく空き家の状態が続いていましたが、1998年に市定古跡に認定され、2010年に台湾市と文化部が8000万台湾元をかけて修復を開始。2013年に修復が完成し、ハヤシ百貨がリニューアルオープンしました。

リニューアルされた新しいハヤシ百貨はレトロの雰囲気はそのままに、可愛いお菓子や雑貨などのお土産を販売しています。

目次

可愛いお土産

レトロなデザインが可愛いクッキー

このクッキーは全部で3種類あります。3個セットもありますし、バラで買うこともできます。私は3個セットを日本の友達に買って帰ったのですが、「とても美味しかった」と好評でした。空き缶もそのまま使えそうですね。

これが3つセット↓

左から
・ライムオレンジ
・クランベリー
・アールグレー

パイナップルケーキ

ハヤシ百貨ではパイナップルケーキもたくさん販売されています。

こんなに可愛いカンカンのパイナップルケーキも。有名な食品メーカー「義美」で作られています。

ハヤシ百貨で売られているパイナップルケーキはどれもこれも可愛いデザインなんですけど、私は購入しませんでした。

日本語では「パイナップルケーキ」ですが、実は中国語では2種類あります。

①土鳳梨酥
①鳳梨酥

何が違うのかというと、「土鳳梨酥」は使われている餡がパイナップル100パーセントなのに対して、「鳳梨酥」は餡がパイナップル100パーセントではなく、冬瓜など他のものを混ぜたものであるということです。

パイナップル100パーセントの餡は少し酸味がありますが、冬瓜と混ぜたものは酸っぱさはゼロです。台湾の人は土鳳梨酥を好む傾向があります。

ちなみに、この義美のパイナップルケーキの賞味期限は生産から4ヶ月です。酸っぱいパイナップルケーキが苦手の方やお子さんがいるところへのお土産にちょうどいいかもしれません。

パッケージが可愛いドライフルーツ

台湾のスーパーなどで売られているドライフルーツは、実はタイや他の国から輸入された果物を使っていることが多いのですが、これらのレトロなパッケージのドライフルーツは、全て台湾で採れた果物を使用しています。しかも人工着色料や防腐剤は使われていません。

果物は定番のマンゴーから日本ではなかなか食べられないスターフルーツまで、台湾の果物がいろいろと楽しめます。

ピーナッツのお菓子とビスケット

台湾の人はピーナッツが大好きです。

台湾の伝統スイーツのかき氷や豆花のトッピングとしても大人気ですし、ピーナッツ粉を使ったお菓子もまたよく見かけます。餅の中に入れたり、清明節で食べられる春巻きの中に入れて食べたりもするほどです。

そんなピーナッツ大好きな台湾人が食べる伝統的なお菓子が「花生捲」。どこか懐かしい味のする、ちょっとパサパサとしたお菓子です。

そして、その隣に写っているのはビスケット。少し甘くて少ししょっぱい、これもまた素朴な味のサクサクした懐かしい感じのするお菓子です。値段もそんなに高くなく(確か100元ほど)、ちょっとしたお土産にちょうどいいですね。

店内のショッピングバッグ。これもとても可愛いですよね。

アクセス

台南火車站から(台灣鐵路・台湾鉄道)


◎徒歩:
・台南火車站から1.2キロの距離なので、15分ほどで着きます。

◎バス:
・台南火車站から市區公車(市営バス)の1番または7番に乗り、林百貨で下車。
・台鐵火車站から觀光公車(観光バス)の99番に乗り、林百貨で下車。


高鐵台南站から(台湾高速鉄道THSR・新幹線)

高鐵台南站からは結構距離があるので、タクシーで行くのがいいでしょう。時間にして25分ほどです。