高雄の紅毛港。駁二から船で行くのがオススメ。

紅毛港から見える旗津

高雄港の発展に伴って開発された紅毛港。文化園区として解放されているエリアでは、もともとそこで生活していた人の暮らしぶりを見ることができます。

紅毛港には、360度の景色を楽しめる回転レストランがあります。高雄港を行き交う貨物船をみながらの食事もいいものです。夜にはライトアップされた紅毛港も楽しめます。

使用カメラ:オリンパスOM-D E-M5 Mark2 / iPhone 7plus

目次

紅毛港はどこにある?

以前は旗津半島と陸続きになっていたのですが、高雄港の拡大に伴い、半島を切り離して作ったのが紅毛港です。

15年前くらいまでは、旗津の中洲フェリーポートから紅毛港(当時はまだ紅毛港文化園区はなかった)に行くことができたのですが、今は車でぐるっと回って行かなければならなくなりました。すぐそこに見えているのに!

少し前までは、紅毛港はどちらかというと高雄に住んでいる人向けのスポットだったのですが、現在は、観光地である「駁二」から高雄港を間近に見学しながら紅毛港にいける船も出ているので、高雄に観光に来た人にも気軽に立ち寄ってもらえる人気のスポットとなりました。

紅毛港文化園区

紅毛港文化園区に入るには入場券が必要です。高雄にお住いの方は居留証を忘れずに!

  • 一般:99元
  • 高雄市民:79元
  • 6歳以下または65歳以上:49元

チケットにはレストランなどで使用できる割引券も付いています。

園内は、村の様子を再現した屋外展示場となっています。昔の家の一部がそのまま残っているところもあります。

紅毛港文化園 紅毛港文化園区

港開発前の紅毛港に住んでいた村人たちは主に漁業を営んでいました。当時の道具がそのまま展示されています。

漁業の道具

こちらはお弁当箱。とても可愛かったので思わずカメラでパチリ。

弁当箱

回転レストラン「小紅食堂」

「高字塔」という、「高」の字をモチーフにした塔。2階は360度の景色を楽しめるレストランになっています。1階にも台湾おでんなどが売られていますが、園内で「レストラン」と呼べるお店は2階の「小紅食堂」だけです。

ペットはキャリーに入れれば入場可能です。他のお客さんやスタッフの迷惑にならないようにテーブルの下で待機させましょう。

高字塔

以前は土日でも予約なしですぐにテーブルにつけたのですが、最近は団体客が増え、予約なしだと1時間くらい待たなければいけないほど人が多くなりました。

小紅食堂

メニューは中国語のみですが、写真付きなのでわかりやすいと思います。低消(一人当たりに必ず消費しなければいけない最低料金)は250元とちょっとお高め。

ゲソ揚げ

約100分で1周する回転レストラン。夜はライトアップされた港を見ることができて綺麗だそうですよ。

紅毛港から船で駁二へ。

観光客の皆さんは駁二から来る場合が多いのですが、私たちは逆に紅毛港から駁二へ向かいます。所要時間は約40分。

乗船料は往復で大人400元。優待券などで200元くらいまでやすくなるそうなのですが、私たちは優待券を持っていなかったので、大人2人、子供1人で1000元かかりました。

高雄港フェリー

高雄港クルーズについての記事はこちら。

[blogcard url=”https://mikisen-dogcamera.com/2019/01/02/kaohsiung-port/”]

アクセス

紅毛港へは駁二(桟貳庫)から船で行くのが一番だと思います。水曜日以外の平日は1日に1便、土日は1日に3便運行しています。チケットは「駁二哨船頭文化遊艇售票処」で販売されています。水曜日は運休です。

文化遊艇のホームページ(中国語)

船を使わず行く場合は、MRT小港より専用ノンストップバス「紅毛港文化公車」で約20分。朝10時から19時まで1時間に1本出ています。料金は30元です。平日は運行していません。