台湾の緑島でシュノーケリングを楽しむには。

シュノーケリングをする子供の写真

シュノーケリングは南国の特権!そして、もちろん台湾にもシュノーケリングできるスポットがいくつかあります。

ハワイやグアム、セブ島などでの優雅なシュノーケリングとはちょっと違う感じなのですが、今日は台湾の「緑島」でのシュノーケリングをご紹介したいと思います。

なお使用カメラはGoPro Hero5 Blackです。

目次

台湾のシュノーケリングスポット 「緑島」

台湾にはシュノーケリングスポットがいくつかあります。有名なのは台湾西部に位置する離島「澎湖」、台湾南部の屏東県に属する離島「小琉球」、そして台湾東部の台東県に属する離島「緑島」と「蘭嶼」です。

今回シュノーケリングをしてきた緑島へは、台東県にある「富岡」からフェリーに乗ります。フェリーは4つのフェリー会社から出ていて、値段はどこも一律です。基本的には4つの会社が1日に1便ずつ出しているのですが、利用客が多いときは臨時で別便が出たりします。

富岡から緑島までは往復920元(船880元プラス50元の保険料)。12歳未満の子供は半額です。(2017年の情報)

緑島に向かうフェリーの写真

なお、台東の富岡フェリー乗り場までは、台東駅からタクシーで15分ほどです。

バイクを借りて宿泊先へ。

緑島までの所要時間は50分から1時間ほど。緑島についたらまずバイクを借りましょう。バイクを借りるには免許証が必要となります。電動バイクなら免許がなくても借りることができます。バイクはどこも24時間ごとの計算となります。

さて、宿泊先についたら、シュノーケリングをやりたいという旨を伝えてみてください。大抵の場合、宿泊先と提携しているシュノーケリング事務所に連絡してくれると思います。時間を選んだらコーチが宿泊先まで迎えにきてくれるので、それまでに水着の上に服を着た状態にしておきましょう。シュノーケリングに必要なものは全て事務所で借ります。シュノーケリングは中国語で「浮潜」と言います。

シュノーケリング事務所へ。

コーチがバイクで迎えに来てくれますので、私たちもバイクで付いていきます。どこに宿泊していても、緑島は小さいので5分くらいで着くと思います。荷物は事務所に置きっ放しになるので、貴重品は持っていかないようにした方がいいです。タオルを忘れずに持って行ってください。

事務所についたら、ウェットスーツとブーツを渡されるので、服を脱いだら水着の上からウェットスーツを着てください。準備ができたら、コーチがバイクでシュノーケリングスポットまで連れていってくれます。はぐれないようについて行ってください。

シュノーケリングスポットに到着。

シュノーケリングスポットの写真

私たちが到着した時、違う事務所のグループがシュノーケリングを終えて戻ってくるところでした。海は青く、砂は真っ白。岩はかなりゴツゴツしているのがわかります。

台湾のシュノーケリングは。

さて、いよいよシュノーケリングです。

台湾のシュノーケリングは、船でスポットまで行くのではなく、コーチが救命用浮き輪をロープでつないだものをスポットまで引っ張って行くというもの。ですから、最初はスポットまでのゴツゴツしたところを歩いていかなければなりません。

だいたい一人のコーチに10〜15人くらいがついて行くことになるのですが、人数合わせのために他のグループの方と一緒になるかもしれません。私たちは逆に人数が多かったので、2つのグループに分かれました。

さて、水があるところまで来ると、コーチの指導のもと、シュノーケルセットの取り付け、呼吸の仕方などを簡単に練習します。ここは「講習」というようなものでもないので、言葉がわからなくても大丈夫です。

シュノーケル練習風景

さて、簡単な練習を終え、いよいよシュノーケリングです。

小さな子供がいる場合は、子供を浮き輪の中に入らせます。大人はその浮き輪を持って、コーチについていきます。

浮き輪の中に入る人々

あとはコーチが泳いで引っ張って行ってくれますので、私たちは浮き輪につかまって進んで行くだけ。台湾でのシュノーケリングは2回目の全然泳げないうちの子供も、浮き輪とライフジャケットで全然怖がることなく楽しめました。

snorkelling風景

ちょっと深いところまで来ると、コーチが食パンで魚を集めてくれました。食パンはみんなに配られ、大人も子供も餌付けを楽しむことができます。まるで水族館のように魚が集まってきました。

たくさんの熱帯魚

私も浮き輪に片腕を通し、その手で食パンを握り、反対の手でゴープロを構えるという荒技にチャレンジ。さすがにシャッターボタンはきれないので、ビデオモードで撮影したあと静止画として切り出しました。

手に近く熱帯魚の写真

シュノーケリングが終わったら。

シュノーケリングが終わったら、コーチが事務所まで連れて帰ってくれますので、そこでウェットスーツなどを返して終了です。事務所に簡易的なシャワーがあるところもあるかもしれませんが、宿泊先までそのまま水着に何か羽織った感じで帰り、部屋でシャワーを浴びてから出直した方がいいと思います。バイクで5分くらいしかかからないので、ノーメイクでも適当な服でもなんでも大丈夫です。

シュノーケリングの事務所から宿泊先まではコーチは送ってくれないと思いますので、地図を見ながら頑張って帰ってください。また、緑島はシュノーケリングだけでなく、見所もいっぱいです。

夜または朝早くに、ぜひ「朝日温泉」へ足を運んでみてください。海を見ながらの温泉は最高です。水着と水泳キャップを忘れずに。

大まかな金額。

最後に緑島でシュノーケリングを楽しむにあたっての大まかな金額を記載しておこうと思います。フェリーについては2017年現在の金額、それ以外はだいたいの目安になっています。店によって多少異なるとは思いますが、参考までに。

フェリー 

大人920元 / 子供(3歳〜11歳)460元

※0歳〜2歳は保険料として150元

レンタルバイク

24時間で約400元(※免許証が必要です)

※電動バイクは600元くらい

シュノーケリング

ウェットスーツ、ブーツ、シュノーケルセット、コーチ、保険付きで1人約300−400元。