台湾の大手スーパーマーケット「全聯福利中心」。全国に975店舗も展開している全聯は、台湾に住んでいる方の普段買いだけでなく、旅行者のお土産買いにもぴったりなスーパーです。
今回の記事では、旅行者にとっての魅力と、在住者にとっての魅力をそれぞれまとめてみました。
また、記事の最後には、台湾在住歴の長い(もうすぐ20年目を迎えます!)私が、普段からよく購入しているもの、ちょっとしたお土産になりそうなものをご紹介しています。
よかったら参考にしてみてくださいね。
目次
旅行者におすすめの理由
1・安い
全聯ができ始めた頃、よくテレビのCMで、
「電気代節約のために店内の照明を少なくしています。」
「電気代節約が安さの秘密。店内が他店より暗いですがご了承ください。」
というような宣伝をしていて、一躍話題となりました。
今では、全聯は台湾を代表するといっていいほどの大手スーパーチェーンとなりましたので、店内が暗いこともありませんし、激安店ということもありませんが、コンビニよりも安いことは確実です。
2・店舗数が多い
「全聯福利中心(略して全聯)」は全国に975店舗(2019.4.23現在)展開するスーパーマーケット。
高雄市だけでも110店舗あります。
店舗数が多いので、宿泊先、またはお住いのところから割と近くでお店を見つけることができると思います。思い立ったらすぐに行けるので、お土産を探すのにとても便利です。
営業時間は、ほとんどの店舗が8:00〜23:00。
(私の住んでいる旗津区の店舗は7:30〜22:30。)
店舗によって多少の違いはありますが、ほとんどの店舗が23時閉店です。
3・庶民のための商品
全聯は空港やお土産屋と違って、台湾人が日頃から購入するものを集めています。
空港などの商品は、どうしても観光客向けになるので、値段がかなり高めですし、台湾の人たちが普段から食べているものとはまた違っています。
もちろん、私もお世話になっている年配の方々へのお土産には、空港やデパートで購入することが多いです。台湾のゴディバや、ドライフルーツをチョコレートで包んだお菓子は毎年頼まれる定番のお土産です。これらは全聯では手に入りません。
でも、お友だちや家族に買うものは、スーパーで揃えています。安くて美味しいものが揃うのは、地元スーパーの最大の魅力ですね。
在住者におすすめの理由
基本的に「旅行者におすすめの理由」と同じですが、それ以外にも在住者にとってのおすすめポイントを追加でご紹介します。
1・日本からの輸入食品が手に入る
私が台湾に来たころは、日本食を買うにはデパートに行くしかありませんでした。
それが今では、車で5分とかからないところにある庶民のスーパー「全聯」で、日本からの輸入食品が簡単に手に入るようになりました。
もちろんお値段は台湾の商品と比べると少しだけお高め。でもデパートよりはかなり安いです。
[blogcard url=”https://mikisen-dogcamera.com/2019/03/13/where-to-get-japanese-food/”]先週は、京都の抹茶を使ったスイーツが限定で販売されました。宇治市のご当地キャラクター「抹茶王国のおうじちゃま」(台湾名は「抹茶プリンス」)とのコラボ商品で、私も買っちゃいましたよ。
2・会員になると特典いっぱい
会員登録は無料です。台湾在住の方はぜひ会員になりましょう。
精算の時に会員カードを提示すると、購入金額によりポイントを加算してくれます。集めたポイントは、期間限定でプレゼントと交換できたり、レジで現金の代わりに点数で支払うこともできます。カードを忘れた時は登録してある電話番号をいえば大丈夫です。
また、全聯では、購入金額に合わせて「印花」と呼ばれるシールを配布することがあります。
印花を台紙に貼っていき、一定の数まで集めると、現金をいくらかプラスするだけで、景品と交換できるようになります。
全聯の景品は、割といいものが揃っていて、私は今までに、ヘルケンスの包丁、スイスダイヤモンドの鍋などを交換しました。
景品は期間によって変わりますが、今キャンペーン中の景品はボダムの品。ボダムのコーヒーメーカー、ワッフルメーカーなどと交換できます。
PXマートでよく買うもの
最後に、私が普段からよく買うものを紹介したいと思います。お土産選びの参考になれば幸いです。なるべく中身が見えるように撮影しています。
ドライフルーツ
こちらはパイナップルのドライフルーツ。台湾のパイナップルを低音で時間をかけて乾燥させたものです。防腐剤や着色料などは使われていません。パイナップルと砂糖と塩のみの味付けです。パイナップルのそのままの甘さが生かされていて、我が家では結構おやつとして食べられています。
中は小分けされていませんので、お土産であれば一人一袋ずつになるかと思います。上部は密封できるようにチャックが付いています。
お菓子
こちらは「科学麺」と呼ばれるお菓子です。
元々はインスタントラーメンとして売られていた科学麺。それが、お湯をかけずにそのまま袋の外から麺を細かく砕き、付属の調味料を加えて、日本のベビースターのように食べられはじめ、今ではこうしてお菓子として小袋も売られるようになりました。
家庭号には小袋が20袋入っていますので、ちょっとしたバラマキお土産として最適。ちょっと胡椒味が強いお菓子ですが、台湾人に大人気のお菓子です。海外の方にも人気があるようですよ。
ちなみに、本来のインスタントラーメンとしての食べ方も健在で、最近では火鍋のシメによく食べられています。
さて、お次に紹介するのはこちら。台湾限定の「プリングルス鹹酥雞」。
台湾にきたら絶対に食べて欲しい鹹酥雞(シェンスージー)。夜市で目にする台湾を代表するソウルフードのひとつです。その鹹酥雞がプリングルスになって登場!
日本では手に入らないものなので、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか。台湾限定というだけでなく「期間限定」でもあるので、見つけたらとりあえず購入しておきましょう!
調味料
台湾の家庭には必ずと言っていいほど置いてある「鮮味炒手」。台湾クノールから出ている、炒め物専用の調味料です。
こちらはチキン味で、これがあれば、塩を加える必要はありません。
台湾の「自助餐」や、「熱炒」と呼ばれる食堂で出てくる炒めものの味付けを再現したい場合は、このクノールチキン味を加えて炒めることでかなり近づくと思います。
豆皮
台湾の乾燥湯葉。火鍋には欠かせない具材のひとつです。
台湾乾燥湯葉は日本の家族もかなり気に入っていて、毎年のお土産に台湾の乾燥湯葉を指定するほど。
日本の湯葉と違って、トロッと感は全くありませんが、鍋に入れていただくととても美味しいですよ。
お茶
台湾といえばお茶。こちらはリプトンの粉ジャスミンミルクティーです。
こちらは16袋入りとなっていますので、職場やお友達へのバラマキお土産にちょうどいいかなと思います。
今回はPXマートで手に入るお土産に限定して紹介しましたが、他にどんなお土産があるか知りたい方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。カルフールやコストコなどで手に入るものを紹介しています。
[blogcard url=”https://mikisen-dogcamera.com/2018/07/12/what-to-buy/”]
コメントを残す