佐々木手帳用の革カバーとトラベラーズノートのカバーをお手入れ。

革手帳カバーの手入れ

みなさんはどんな手帳を使っていますか。手帳カバーはどうしていますか。

私はこれまで「BizGrid」「佐々木常夫手帳」「EDiT」などを愛用してきましたが、手帳のサイズに合わせていつも革のカバーをオーダーメイドして使っています。



2022年は初めて「佐々木常夫手帳」を使ってみたのですが、大好きな「BizGrid」と同じくらい使い勝手がよかったので、2023年も「佐々木常夫手帳」を使うことにしました。

今日は、その「佐々木常夫手帳」に合わせてオーダーメイドした革手帳カバーを手入れしていきたいと思います。

前に使っていた「トラベラーズノート」や「EDiT」用にオーダーメイドした革カバーも一緒にお手入れします。

目次

お手入れには馬毛ブラシとオイル(クリーム)

私がいつも使っているお手入れグッズは

・コロンブス社のミンクオイル
・CAMPERの馬毛ブラシ(革靴購入時に買った)
・古いTシャツの端切れ

ミンクオイルはトラベラーズノートを初めて購入した時に一緒に準備したものです。トラベラーズノートに興味を持った時にいろいろと調べ、カバーの手入れにはコロンブスのミンクオイルがいいらしいという情報のもと購入しました。


馬毛ブラシは、20年くらい前にCAMPERというブランドの革靴を購入した時に合わせて買ったものを使っています。これは単にたまたま家にあり、サイズも小さくてちょうどよく、しかも可愛い、という理由だけで使っています。

オイルを塗る時には古いTシャツの端切れを使っています。柔らかめの布を選ぶと良いと思いますが、布を使わずに手で塗っても大丈夫です。

また、オイルを塗る前にクリーニング液を使って汚れを落とすと良いらしいですが、そんなに汚れていない場合は手順をカットしても問題ありません。個人差はあると思いますが、靴と違って手帳だったらそんなに汚れていないと思うので、仕上げのオイルだけで大丈夫だと思います。

お手入れの手順

①ブラシでホコリをとる

まずは馬毛ブラシで軽くこすって、表面のホコリを取ります。特に革のステッチ部分にはホコリが溜まりやすいので、チェックしながらブラッシングします。

手帳カバーは財布や靴と違ってシンプルな作りなので、このブラッシング作業には数分とかかりません。

ところで、革製品の手入れには馬毛と豚毛のブラシがよく使われます。

馬毛の方は柔らかく主にホコリ取りに、豚毛は最後の仕上げにオイルをなじませるのに使います。仕上げに馬毛を使用する人もいます。私はホコリとりのために馬毛を使いますが、仕上げには何も使いません。

手元にあるブラシが馬毛か豚毛か分からないという方は、それぞれの硬さをみてください。簡単に言えば、柔らかいのが馬毛、硬いのが豚毛です。どちらか片方しかなく比べられないという方は、ブラシの毛の部分を手でギュッと握ってみてください。馬毛の場合は力強く握っても痛くないのですが、豚毛は掌が痛いと感じると思います。

それでも分からないという方に最終手段を教えましょう。そのブラシでちょっとご自身の髪を梳かしてみてください。私は普段、髪を梳かすのに豚毛のブラシを使っていますが、もし馬毛なら、柔らかすぎて髪が梳かせないと思います。

②オイルを表面に塗る

ホコリが取れたら、オイルを塗っていきます。

指で塗ってもいいのですが、私はいつも布を使っています。

布(または指)にオイルを適量とり、それを薄く伸ばしていきます。オイルを塗り込んだところは色が変わるので、オイルを伸ばしていって色が変わらなくなったらオイルを追加する感じで全体に塗っていきます。

背表紙のところは傷みやすいので念入りに塗ります。

こちらはトラベラーズノート。前回の手入れから1年が経ち、ちょっとカサつきが目立ちます。色もあせているように見えますね。本来なら数ヶ月に1度の頻度でお手入れをするといいようなのですが、私は1年に1回しかしないのでこんな感じになっています。

このトラベラーズノートは7年ほど前に海外旅行に持っていくために購入しました。旅行の計画メモ以外にも、現地の地図やチケット、ちょっとした資料などを挟んでおくのにとても便利で重宝しました。


カサつきが目立っていたトラベラーズノートですが、オイルをなじませた後はしっとりとした質感に生まれ変わりました。

1年に1回の手入れだと、手入れの前後の違いがはっきり分かるので嬉しくなります。

トラベラーズノートのユーザーの中には、あえて手入れをせずにボロボロになったカバーを楽しむ人もいるそうです。楽しみ方いろいろですね。

③乾拭きをする

オイルをなじませた後は、乾いた布で乾拭きをします。これをすることによって余分な油を取り除くことができます。

オイルが多くつき過ぎていると表面がベタベタしますし、カビの原因にもなったりします。オイルがついた手で手帳を触ってしまって、紙に油のシミができるなんてことは手帳好きにとっては絶対に避けたいですよね。

本来なら豚毛(または馬毛)ブラシで仕上げブラッシングをすると良いのらしいですが、私は乾拭きを持ってお手入れ終了です。

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