月曜日は地元住民に人気の高雄勞工夜市へ。

勞工夜市の入り口

高雄市の勞工公園の近くで毎週月曜日に開かれる「勞工夜市」。近くにはホテルなどが全くない、月曜日にしかやっていない、という理由からか観光客はほとんどいません。大きさは瑞豊夜市にはかないませんが、六合夜市よりも大きく、また適度に賑わっています。

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注意
労工夜市は2019年11月11日をもって営業を終了します
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目次

勞工夜市

捷運(MRT)の獅甲站2番出口から勞工公園に沿って民権路を上がっていくと勞工夜市の入り口が見えます。この夜市は一徳路にあり、民権路から復興路、そして林森路まで続きます。

一番賑やかなのは民権路から復興路を少し過ぎたところまでで、林森路に近くにつれてお店の数は少なっていきます。ですから夜市を歩くには民権路から入るのがオススメです。

記事の最後にグーグルマップを貼ってありますので、参考にしてください。

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夜市の食べ物はこんな感じ

記事上の写真をとったのが4月の6時過ぎごろ。まだ外は明るく、人通りもそんなに多くありません。時間が早過ぎたのか、まだ開店準備中のお店もちらほらありました。人が集まりだすのは7時過ぎ頃。仕事帰りのビジネスマンや、学校、塾帰りの学生、それからこの辺に住む住民がお腹を空かせてやって来ます。

食べ物のお店はたくさんあるのですが、特に人が並んでいたところや実際にいただいたものを中心にご紹介します。夜市のお店は入れ替わりが激しく、いつもそこで同じものを売っているとは限りませんのでご了承ください。

夜市定番のBBQ

まずは民権路の入り口付近にあるBBQのお店。人がいっぱい並んでいたので、1つ鶏肉を購入。

勞工夜市のBBQ

前に人が5人ほど並んでいたので少し待って鶏肉をゲット。甘めのタレで香ばしく焼かれていて美味しかったです。他にもベーコン巻きや野菜などもあります。

BBQのお店の注文の仕方はどこもだいたい同じだと思うのですが、積み上げられた串の中から焼いて欲しいものを自分で取って、グリルの右端(お店の人の左手側)の串待機場所にまとめて置きます。お店の人は、そこに置かれた串をゆっくりと焼きながら左へ移動させていき、出来上がったものが一番左端(お店の人の右手側)に来るようになっています。

よくわからなければ、前に並んでいる人のやる通りにすれば大丈夫でしょう。値段は1本30元前後。

これも定番、夜市の火鍋

さて、どこの夜市にも火鍋のお店がありますが、もちろんこの夜市にもあります。民権路入り口付近に1つ、中間地点に1つ、そして林森路に1つありましたが、どこのお店も満員でした。冬の寒い日はもちろん、暑い夏の日でも火鍋のお店にはいつでも人が集まります。

勞工夜市の鍋料理

注文の仕方ですが、まずは席を見つけること。お店の人が見つけてくれることもあれば、自力で見つけなければいけない時もあります。

席を見つけたら、店員さんを呼んで注文します。このお店では1份が150元となっていますが、1份というのは必ずしも一人分ということではなく、1份を何人かでシェアして食べることの方が多いと思います。目安としては2人で1份、3人だと1份か2份というところでしょうか。

肉を「牛肉」「豚肉」「羊肉」から選んで、1份か2份かを伝えます。あとは野菜が積まれているところから好きな野菜を持って来て追加します。肉も追加することができます。火鍋の中にすでに肉と基本の野菜は入っていますので、様子を見て追加してください。

支払いは後払いのところが多いです。食べ終わったら店員さんを呼んでください。店員さんがテーブルの皿をみて計算しますので、皿をよく見えるところに置き、支払いをしてください。

オシャレなサイコロステーキ

次に目にしたのはステーキのお店。私の住んでいる旗津の夜市にはない、ちょっぴりオシャレな感じのお店だったので買って見ました。

勞工夜市のステーキ

1份100元と、夜市にしてはちょっと贅沢な食べ物です。でも脂ののったお肉が美味しそう・・・。ダンナさんが奮発して(100元だけど)買ってくれるというので、夜市で贅沢をしてみました。

勞工夜市のサイコロステーキ

紙の箱に入れられたサイコロステーキ。100元の高級ステーキも夜市感丸出しですね(笑)。

さて、ミディアムで焼いてもらったステーキのお味はというと、軟らかくて脂たっぷり。塩味のシンプルなステーキで、美味しかったです。

実は私は玉ねぎが好きではないので、この脂が乗ったお肉だけをひたすら頂いていたのですが、半分ほど頂いたところでダンナにパス。さすがに油がたっぷり乗ったお肉だけを食べ続けるとすぐにお腹いっぱいになってしまいました。

お肉は美味しかったのですが、個人的にはレタスとかほうれん草とか他の野菜もあったらいいのになと思ってしまいました。ライスがあるとなおいいですね。本当に個人的な意見ですが。

注文の仕方ですが、お肉の焼き加減を聞かれると思うので、3分熟(レア)、5分熟(ミディアムレア)、7分熟(ミディアム)、全熟(ウェルダン)というように答えます。ちなみに写真は7分熟のミディアムです。

伝統的な食べ物、肉圓

勞工夜市の肉圓

ここで売られているのは肉圓とシュウマイ。蒸籠に並んでいるのは小籠包ではありません。よく似ていますが、これは「肉圓」という伝統的な食べ物です。台湾語では「バーワン」と言います。

皮はもちもちしていて手にとるとベタベタするような感じ。中はお肉が入っています。大抵の場合、醤油膏(とろみのある甘い醤油)をつけて頂きます。言うなれば小さめの肉まんのような感じの食べ物です。うちのダンナは時々朝ごはんとして食べているようです。これはこれで美味しいのですが、小籠包とは違う食べ物なので間違えないようにしてくださいね。

さて、このお店ではいろんな種類のシューマイも売られています。1つは15元くらいで、8個で80元です。8個もいらないという方は数種類のシュウマイをバラで購入するといいと思います。

食べ物以外も充実

さて、私たち住民の夜市巡りは食べ物だけが目当てではありません。食べ物も楽しみつつ、目的は生活用品を手に入れること。

私がこの夜市を利用するのは、もっぱら子供の靴下やヘアゴム、そしてワンコの服をみるためです。特にこの夜市の靴下は台湾製の可愛い靴下が安価で手に入るのでよく利用しています。4足セットで35元、3セットで100元と、かなりお得。

靴下

それから、前回この夜市でビーグル犬モモに旧正月風の服を購入したのですが、今回はそのワンコの服のお店が出ていませんでした。台湾は暑いので、この時期にはワンコの服は売れないのかもしれませんね。ちなみにこちらが前回この夜市で買ったモモの服です。390元でした。

旧正月の服を着た犬

夜市の場所

さて、今日ご紹介した勞工夜市の場所です。夜市は月曜日だけですが、土曜日と日曜日には花市が開かれています。花市は朝から夕方までです。MRT獅甲站からも近く、観光客のいないローカルな夜市を楽しみたい方にピッタリだと思います。

ピンは林森路の方に刺さっていますが、公園横の民権二路の方から入るのがおすすめです。

もし台湾の夜市を初めて体験するという方なら、まずは「瑞豊夜市」に行ってみることををオススメします。

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