ワンコ用かぶりものの作り方。100均アイテムをアレンジして作るトナカイ。

犬かぶりもの 作り方

11月に入り、ショッピングモールやデパートでは、そろそろクリスマスに向けてのイルミネーションの準備が始まり出しました。

去年のクリスマスは、ワンコ用に簡単なパーティーマスクを作ったのですが、今年は100均のカチューシャをアレンジして、ワンコ用のかぶりものを作ってみました。トナカイのかぶりものです。

カチューシャはワンコ用ではありませんので、ワンコが動くとすぐにずれたり落ちたりして、そのままでは使えません。私は以前、飼っていたゴールデンにトナカイのカチューシャを買ってきたことがありますが、じっとしていられない性格のワンコだったこともあり、写真すら撮らせてもらえませんでした・・・。

今回ご紹介するのは、ダイソーのカチューシャをアレンジしたものです。かぶせるタイプなので、これだと走っても寝転んでも脱げません!

用意するものは100均トナカイのカチューシャと、トナカイ色の布、顔の部分に通すゴムだけなので、材料費はあまりかかりません。愛犬のサイズにぴったりなものを作れるので、手作りオススメです!

また今日ご紹介するのはスヌードとしても使えるので、日本の冬にはちょうどいいかもしれませんね。

目次

作り方

簡単な工程はこんな感じになります。 本当にパパッと描いたイラストなので申し訳ないのですが・・・。

トナカイ作り方

用意するもの

  • 100均トナカイのカチューシャのツノと耳(ダイソー)
  • トナカイ色の布(厚すぎず薄すぎないもの。)
  • ゴム(あまり強力でないもの)
  • 裁縫道具(ミシンがなくても大丈夫)
犬用トナカイ用意するもの

まずはワンコ採寸

首回り(ゆったりめ)と、首からおでこまでの長さを測ります。

ビーグル犬モモの場合はこんな感じでした。

  • 首回り・・・37cm、ゆったりめで40cm
  • 首からおでこ・・・13cm
注意
耳が立っているワンコの場合は、首回りではなく頭の長さに合わせた方がいいかもしれません。その場合は首回りが大きくなってしまうので、首回りにもゴムを通すといいでしょう。ゴム通しは、下の「ゴム通しを縫う」と同じ方法でできます。 

トナカイ色の布の裁断

トナカイのツノを立たせるために少し厚めにしたいので、布を二重にして使用します。

ゴムを通すところや縫い代を考慮し、次のような計算で布を長方形に裁断します。

横:首回り+縫い代2cm  

たて:(首からおでこ+ゴムの幅+縫い代1.5cm)x2  

モモの場合は

横:40+2=42cm

たて:(13+ゴム2cm+1.5)x2=33cm

という計算で、横42cm x たて33cmの長方形になりました。

私が使用したゴム幅は1.7cmですが、ゴムを通す道は少し余裕を持たせて2cmにしました。皆さんは手持ちのゴム幅を測ってみて、数ミリほど余裕を持たせて計算してください。

裾とゴム通しを縫う

裁断した布を中表にして折り合わせます。私の場合で言えば、横が42cm、たてが16.5cmになるように折ります。輪のところがゴムを通す顔の部分になりますので、まずは首の方を縫い合わせます。

下の写真のように、中表で端から1.5cmのところで縫い合わせます。

犬かぶりもの 裾縫い

店員さんに「この布は裏地が素敵なのよ〜」と強く勧められた布。かなり派手な裏地です(笑)。

端が縫えたら表が外になるように裏返し、輪になっている方にゴムを通す道を作ります。ゴムの幅よりも少し余裕を持たせた幅で縫ってください。(耳が立っているワンコで頭に合わせると首回りが大きくなってしまう場合は、首回りの方もゴム通しを作ってください。)

ミシンがない方は手縫いでも大丈夫です。ゴムを通すとクシュクシュっとなるため、縫い目が多少大きくなっても乱れてしまっても、あまり気にしなくていいと思います。

犬かぶりもの ゴム通し

ゴムを通して端を縫う

先ほど作ったゴムの通り道にゴムを通します。ゴムの長さは、引っ張らずにワンコの輪郭にぐるっと合わせて、2cmほど長めに用意してください。(首回りにゴムが必要なワンコは、そちらのゴムも用意してください)

ゴムを通したら、入り口と出口を揃えるようにして布を二つ折りにし、端をゴムごと縫います。この時、ゴムの左右は1cmずつくらい出した状態で縫うときれいに縫えます。

ゴムと布4枚を一緒に縫うことになりますので、もしかしたらミシンよりも手縫いの方がいいかもしれません。あまりに生地が厚いと、ミシンの針が折れたり、縫い目がきれいでなくなったりするかもしれません。

その心配のないミシンをお持ちの方、または布がそんなに厚めでない方は、一気にダダダっと下まで直線縫いします。

私は布が結構厚めだったので、ゴムの部分だけをゆっくりとミシンで補強し、あとは手縫いにしました。手縫いの場合は、ゴムの部分をしっかりと縫い合わせたら、はみ出たゴムを切りそろえ、残りの布の端を包むようにして縫ってください。包むように縫うことでほつれ防止にもなります。

犬かぶりもの ゴム縫い合わせ

端が縫えたら裏返しにします。光の関係で色がちょっと違って見えますが、こんな感じになります。素敵な裏地が見えなくなってしまって残念ですが(笑)。

これで土台のスヌードが完成しました。

犬かぶりもの 土台完成

 ツノと耳を縫い付ける

ダイソーで買ったトナカイのカチューシャの、ツノと耳の部分をハサミで丁寧に切り取ります。中にプラスティックが入っていますので、ゆっくりと丁寧に切り離してください。使用するのはツノと耳の部分だけです。ツノの中の綿はそのまま使用します。

先ほど作った筒状のかぶりものをワンコにかぶせ、ツノの位置を決定したら手縫いで縫い付けます。

犬かぶりもの ツノ取り付け

両方のツノをバランスよく取り付けたら、最後に耳をツノの後ろ側に縫い付け、完成です!

犬かぶりもの ツノと耳の取り付け

完成!

では早速ワンコにかぶせてみましょう!

犬かぶりもの トナカイ

サイズもちょうどいいようです。耳の位置が多少ずれていますが、手作りなので許容範囲内です。

犬かぶりもの トナカイ

これなら、寝ても外れませんね。かぶったまま寝てしまうくらいですから、モモにとってトナカイのかぶりものはあまり不快なものではなさそうです。ワンコが苦しくならないように、サイズに余裕を持たせて作ってくださいね!

トナカイ犬

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