ゴープロ、ソニーRX100M3、iPhone6s。愛用カメラの三脚なし夜景比較!

ゴープロとソニーの写真

みさなんは三脚を持っていますか。

私は三脚は1つだけ持っています。今は放置カメラ化としてしまったキヤノンの一眼レフEOS7を購入した時に一緒に揃えたものです。

でも使用したのは数回のみ。台湾の有名な阿里山で日の出を撮影した時、それから高台から高雄の夜景を撮影した時・・・。覚えているのはそのくらいです。普段の撮影の時にはほとんど使用しなかった三脚。一眼レフを使わなくなった時から三脚も一緒に放置。放置歴はかれこれ10年以上になります。理由は単純です。

一眼レフと同様、三脚もまた重いから。そして面倒くさい

目次

あくまで普段使い。三脚なしの夜景を比較。

今回の記事のテーマは、普段使いとしての夜景撮影です。

たまたま素敵な夜景を目にして、バッグからささっとカメラを取り出してパチっと撮った時にそれぞれのカメラではどのように撮れるのか。夜景を撮影するには三脚があった方がいいのは分かっているのですが、普段三脚を持ち歩いている人がどれくらいいるだろうかと考えてみたら、三脚なしで撮影した方がより参考になるんじゃないかと思いました。

今回は私の愛用カメラ3台で、三脚を使わずに、なるべく同じアングルで夜景を撮影して比較してみたいと思います。なお、これはカメラの甲乙をつけるための記事ではありません。単純な好奇心からの比較です。

<使用カメラ>

  • GoPro Hero5 Black
  • Sony RX100M3
  • iPhone 6s

 

GoPro Hero5 Black(ゴープロ)

ゴープロは「ビデオモード」以外にも「写真モード」があり、その中に「夜景モード」というものがあります。「夜景モード」を使うとシャッター速度を遅く設定することができます。設定できる速度は2秒から最大30秒。今回は「自動」を選択して撮影しました。

ゴープロ夜景 ゴープロ 夜景

ゴープロはカメラ本体も小さい上に、ボタンをかなり強く押さないとシャッターが切れないので、1枚目は少しブレてしまいました。ゴープロで夜景を撮影するときは三脚とリモコンが必須なようです。スマートフォンのアプリと連携させてシャッターを切ることもできますので、アプリを立ち上げて設定をする時間が十分に取れる場合はアプリで遠隔操作した方がきれいに撮れると思います。

2枚目は塀に置いてシャッターを切りました。三脚がない場合は塀などを利用するとブレも抑えられます。1枚目の時よりも随分きれいに撮れている気がします。スマホの画面でみる分には問題ないのではないでしょうか。

私のゴープロのメインの使い道は断然日中の動画撮影だったので、2枚目の写真が予想よりきれいに撮れていて意外でした。ゴープロは夜間ナイトラプス撮影が有名です。夜景には強いはずなので、ブレさえ抑えられれば今後の使い道として夜景の撮影もありだなと思いました。

ただし、カメラが小さい分スクリーンも小さいので、上手く撮れているかどうかはその場では判断しにくいのが難点。

ソニーRX100M3

私は夜景を撮る場合はたいていこのカメラを使います。

今回使ったのは「プレミアムおまかせオート」。公式サイトによると「おまかせオート」よりも、より失敗の確率が高いと思われるシーンで使うのが「プレミアムおまかせオート」だということです。複雑な設定なし、しかも三脚なしでここまで撮れるのは、さすがRX100M3です。水面のツリーがはっきりと写っています。夜景は「プレミアムおまかせオート」があれば怖いものなしです。

ソニー夜景

 

ソニー夜景

これもゴープロと同様、塀に置いてそっとシャッターボタンを押しました。RX100M3もスマートフォンの無料アプリでリモコン操作ができますが、今回は手持ち撮影です。また写真をJPEGとRAWの両方で撮る設定にしておくと、パソコンに取り込んだあとソニーの無料ソフトでRAWの現像(自分好みの色に加工後JPEG形式で保存)ができます。

iPhone 6s

カメラを持っていないときはiPhoneが大活躍です。パッと取り出して、なんの設定もせずにパパッと撮ることができます。

アイフォン 夜景

さすがiPhone。スマートフォンなのに(カメラでなく電話なのに)ここまできれいに撮れるのには感動しました。

ソニーと比べると、やや明るめになっていて暖かみがあるように感じます。ソニーがバッグに入っていないときはiPhoneでも十分な感じです。引き伸ばしたら差が出てくるかもしれませんが、ブログやSNSにアップするのには十分だと思います。

アイフォン 夜景

こちらも上の2機と同様、壁にiPhoneを置いて撮影しました。露出などは特に設定していません。構えてシャッターボタンを押しただけです。カメラと同様、スマートフォンも進化し続けているんだなと思わせられました。引き伸ばせば色々と粗が見えてくるかもしれませんが、これくらいのサイズならデジカメで撮ったものと遜色なさそうです。

あとがき

今回は私の愛用カメラを「普段使い」としての夜景撮影で比べてみました。三脚を持ち歩かないユーザーが、バッグからカメラを取り出してパパッと気まぐれに夜景を撮影したらどうなるかというシナリオの写真比較でした。

冒頭でも申しましたが、今回の比較は愛用カメラの甲乙をつけるためのものではありません。また三脚やリモコンなどを使用すれば結果は違ってくるかもしれません。

今回の比較が、ちょっとした旅行に三脚を持って行こうか迷っている方にとって少しでも参考になればと思います。

撮影場所情報

今回撮影した場所は台湾高雄市にある「夢時代」(Dream Mall)というショピングセンターです。毎年11月末から1月初旬までクリスマスのイルミネーションが施されます。クリスマスシーズンに高雄に遊びにこれらる方はぜひ立ち寄ってみてください。週末は人が多くてゆっくり撮影できませんので、平日がおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA