ジンバルをやめてゴープロ８に変えた理由。

愛犬「ビーグル犬モモ」の動画をYouTubeに投稿しだして１０ヶ月が経ちました。

モモの動画は基本的にお出かけや散歩風景などを撮って編集したものが多いのですが、外での撮影で気になるのが手ぶれの問題です。

私は普段はiPhoneで撮ることが多いのですが、歩きながらの撮影となると、なるべく手ぶれしないように腰を低くしてのスリ足移動が必須です。

これは体勢もきついし、だいたい動きが怪しすぎてちょっと恥ずかしいというのもあります（笑）。

この問題を解決するために購入したのがOsmo Mobile 3というジンバルです。

ジンバル

ジンバルというのは、カメラやスマホに取り付ける回転式グリップのことです。ただ撮影機材を持ちやすくするためのグリップとは違い、撮影する人の動きに合わせて台が回転することによって、カメラを水平に保つことができます。

カメラを水平に保つことで手ぶれをかなり抑えてくれるので、より揺れのないスムーズな動画を撮ることができます。

私が購入したのはDJI社のOsmo Mobile 3。

Osmo Mobile3 はとても優秀なジンバルで、有名なユーチューバーさんたちもたくさんレビュー動画を投稿していますし、実際にこのジンバルを使って撮影した作品も多くあります。

このジンバルが優秀であることは間違いないのですが、残念ながら私には合わなかったようです。

結果的にはジンバルの代用品として、強力な手ぶれ補正機能がついているゴープロ８を購入することで手ぶれ問題は解決しました。

どうして私にはジンバルが合わなかったのか。その理由をゴープロ８と比較しながらまとめてみました。

これは何を撮影するのかで感じ方が違うと思うのですが、私の撮影対象は主に愛犬。散歩中に犬の姿を後ろから、横から、前から撮ります。時には上方向から、時には愛犬の目線の低い位置からという風に、一回の散歩の中でアングルを素早く変える必要があります。

こういう撮影の中、ジンバルの操作切り替えが私の撮りたい瞬間についてこれなくてかなりイライラされられました。もちろん、これはジンバルが悪いのではなくて、私の反応が遅いからです（泣）。

反応が遅いせいでもたついたり間違えて操作したりして、愛犬の可愛い動きを撮り損ねることが何度もありました。風景なら何度でも取り直しができますし、撮影対象が人だったら「もう一度お願い！」と頼めるかもしれません。

動物はそういうわけにもいきません。

ゴープロ８は操作がいたってシンプル。カメラ自体に手ぶれ補正機能を搭載していますので、補正機能をオンにするだけで、あとはカメラが勝手に補正してくれます。

Osmo Mobile 3は、ジンバルの中では小型の方だと思います。折りたためばかなり小さくなりますし、バッグの中に入れておくこともできます。

ただし、愛犬とお出かけというシーンではやはり大きすぎるというのが正直な感想です。

ジンバルにスマホを取り付けたものを片手で持って操作し、もう片方の手で愛犬のリードをコントロールするのは至難の技。もちろん、それが簡単にできる方もいるでしょう。ただ私にはハードルが高すぎました。

一方ゴープロ８は小型カメラ。カメラの大きさは一般的なスマホの半分以下。

私はゴープロ８に小型三脚をつけて持ち歩いていますが、三脚をつけてもポーチにそのまま入る大きさです。こんなに小さいと持ち運びにも苦になりませんし、愛犬を引っ張りながらの片手撮影も、カメラが軽いので楽チンです。操作も電源オンと撮影開始ボタンだけでいいので、操作がもたつくことはありません。

Osmo Mobile 3を使用する場合は、まずジンバルとスマホをリンクさせて操作することになるのですが、そのリンクがうまくいかないことが何度かありました。

ある日、観光地で愛犬の撮影をしようと思ってジンバルを出したら、なぜかスマホとリンクできない。リンクできない場合は1度リセットしてから設定をやり直すようにと指示が出たのですが、リセットの仕方を調べたり設定のやり直しで人を待たせるのに抵抗があり、その日はジンバルの使用を諦めました。

ジンバルはスマホとリンクできないと撮影できません。

ゴープロ８もスマホとリンクして、スマホ画面を見ながら撮影することができますが、たとえリンクに失敗したとしても、それで撮影ができなくなることはありません。リンクはせずにカメラ本体の画面を見て撮影すればいいだけです。

以上のことから、私はカメラに手ぶれ補正機能があるゴープロ８に乗り換えました。

どんな撮影をするのかでカメラも機材も変わってくると思うのですが、私のようにペットと歩きながらの撮影が多い方はゴープロ８が手軽でオススメです。

逆に自撮り撮影がメインの方はスマホとジンバルの組み合わせはとてもいいと思います。ゴープロと違って画面が大きいので撮影しやすいかもしれませんね。

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