一眼レフカメラ放置歴10年。この度、17年ぶりに新しい一眼を手に入れましたのでご紹介します。
とは言っても、開封の儀のレポートはすでにたくさんの方がされていますし、かと言ってカメラのスペックとかを比較するつもりはありません。そもそもこのカメラを選んだ理由の1つが「見た目」。このシルバーとブラックのレトロなデザインに一目惚れをして購入しました。
もちろん見た目だけでなく、E-M5の耐久性なども考慮した上で決めたのですが、今回の記事は「見た目」重視で本物クラシックカメラと比較してみたいと思います。カメラ女子にはカメラの見た目も重要ですから!
目次
クラシックカメラと久々のご対面。
タイトルの通りですが、10年ぶりにカメラ防湿庫から一眼レフを取り出してみました。大きさや重さなどの理由により防湿庫に保管(放置)されていた一眼レフたちと新品オリンパスを並べてみました。
左奥から
- キヤノン EOS7
- ペンタックス ME SUPER
- オリンパス OM-D5 MarkⅡ
キヤノン EOS 7
台湾に来て1年目に購入したEOS 7(台湾では日本国外輸出仕様のEOS 30)。
お気に入りのレンズはキヤノン24−85mm / F3.5-4.5 / 67mm口径です。
このカメラとレンズは新婚旅行で訪れたエジプトでも大活躍しました。下の写真は、エジプトに到着して最初に撮った写真。写真をプリンターでスキャンしてデジタル化したものです。
夜中にタイで乗り換えて、カイロに到着したのは明け方。朝の5時くらいにカイロのレストランで朝ごはんをいただいた後、そのレストランの外で日向ぼっこをしていた猫たちに遭遇。フィルム撮影なので現像するまで出来がわからなかったのですが、思い通りの写真に仕上がっていました。
レンズはこの24-85mm以外にも望遠70-300mmを1本持って行っていたので、どちらを使用したかは分かりません。
17年前に購入したEOS 7ですが、実際の使用年数はだいたい8年から9年くらいでしょうか。大好きなカメラだったのですが、大きなゴールデンレトリーバーと小さな娘を連れて出かけるのに一眼レフは重荷になってしまい、キヤノンのデジタルカメラG9を手にしてからは防湿庫から出てくることがなくなってしまいました。
こうして改めてみると、やはり一眼レフは大きいですね。真っ黒なボディーはプロっぽくてかっこいいのですが、今の私には使用する場面が思いつきません。デジカメもスマホも進化していますし、そこに現れたミラーレスの存在で、残念ながら大好きだったEOS7はこれからも放置され続けるでしょう。思い切って手放してしまった方がいいのか・・・。
ペンタックス ME super
カメラ好きの父から譲り受けたペンタックスのME super。デザインがとても気に入っています。オリンパスのOM-D E-M5 MarkⅡと雰囲気もよく似ていますが、こちらは本物。クラシック風ではなく、本物のクラシックカメラです。
2台を並べてみてもそっくりです。これはペンタックスですが、当時のオリンパスのカメラだったら、もっと似ているのでしょうか。それとも、この時代のカメラはだいたいこんなデザインなのでしょうか。とにかく私はこのシルバーと黒の組み合わせが大好きです。
レンズを外して本体の重さを量ってみると、ペンタックスは484g、オリンパスは446g。
カメラの世界では40gの差は大きいのかもしれませんが、私の感覚では「古いものは重い」というイメージがあったので、実際40gしか差がないことには正直少し驚きました。
大きさもほぼ同じくらいです。
機能が全然違うこともあり、ダイヤルなどにも差があるのは当然なのですが、実際にカメラを構えてみて一番違いを感じたのは右手の親指をかけるグリップ部。これがあるのとないのとでは重さの感じ方が全然違います。
親指グリップがないペンタックスは右手だけで持とうとすると重さで手が滑り、片手で撮影するのは難しいなと感じました。考えてみればレンズもオートでピントが合うわけではないし、クラシックカメラを片手で持つようなことはあまりなかったでしょうから、親指グリップ自体必要性がなかったのかもしれません。
オリンパスの方は親指グリップのおかげで、左手で愛犬のリードを持ちながら右手だけで撮影ができます。親指グリップがあるだけでペンタックスとの差が40gしかないことを忘れそうです。
(撮影場所についての関連記事: 旗津でサイクリング!写真スポットをまわる。 )
さてこのペンタックスですが、フィルム1本分しか撮影したことがなく、しかも写真がどれも職場での撮影だったので公開することができません。スキャンもしていないのでデジタル化もできていません。
このカメラの使用期間はフィルム1本を撮り終えた期間なので、多分1、2ヶ月くらいのような気がします。これも使わないのなら手放した方がいいのかもしれませんが、見た目が可愛いので・・・。
それぞれの重さについて。
先ほどペンタックスとオリンパスの本体の重さについて少し触れましたが、参考までに他のカメラとも比べてみたいと思います。
- キヤノン EOS 7・・・614g (本体のみ)
- ペンタックス ME super・・・484g(本体のみ)
- オリンパス OM-D E-M5 MarkⅡ・・・446g(本体のみ)
- ソニー RX100M3・・・351g(ストラップ、革ケース付き)
現在愛用しているソニーのデジタルカメラはストラップやケースをつけた状態で約350g。当たり前ですが、他のカメラたちよりも軽いです。
今回新しく迎えたオリンパスの本体だけで446g、これにレンズ(12-40mm / F2.8)をつけるとソニーのデジカメよりもかなり重たくなってしまいますが、昔使っていたキヤノンに比べるとかなり軽いです。ビーグル犬モモや娘を連れ出しても重荷にならないんじゃないかと思います。そうじゃないとミラーレスを購入した意味がなくなってしまいます。
追記:OM-D E-M5 MarkⅡと12-40mm F2.8 PROレンズで撮影した作例はこちらの記事で。12-40mm F2.8 PROレンズのオススメ理由を作例とともにご紹介しています。
終わりに
今回は新しく迎え入れたオリンパスと、今まで10年間も放置していた他のカメラたちの見た目と重さについての比較をしてみました。実際、新しいオリンパスと父の時代のペンタックスの重さの違いは40gだけだったのですが、重さの感じ方にはグリップが大きな役割を果たしていることが分かりました。
OM-D E-M5の本体前方にはグリップはついていません。望遠レンズなど、もっと重たいレンズを使うような場合は前方にもグリップがあったほうがいいのかなと思いました。グリップは別売りのグリップを購入すれば取り付けることが可能なのですが、ただ「見た目」的にはグリップはないほうが可愛い!
おまけ
オリンパスをバッグの中にしまうためにカメラバッグインナーを作ってみました。よかったら参考にしてくださいね!
以上、見た目からみた比較でした。
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