2015年に発売されたオリンパスOM-D E-M5 MarkⅡ。
オリンパスのミラーレス一眼 OM-Dシリーズのミドルクラスに位置づけられるカメラで、私はシルバーのボディを持っています。
ここ数年はカメラを持って撮影に出かける機会が随分と減ってしまっていたのですが、最近ではなんと高校生の娘がOM-D E-M5 MarkⅡを使うようになりました。
10年も前のカメラなので、最新のカメラとスペックを比べるとかなり見劣りはしますが、一眼レフ初心者の高校1年生の女子が週1のクラブ活動で使用する分には全く問題なく、むしろ便利すぎる最新の機能に頼ることなくカメラを学んでいくのにちょうどいいかもしれません。
*でも本当はキヤノンのR6かフジのXT5が欲しい娘
OM-D E-M5 MarkⅡのスペック
10年前に発売されたOM-D E-M5 MarkⅡ(以下 EM5ⅱ)のスペックをおさらいします。
- 1605万画素
- 3/4型 Live MOSセンサー
- 手振れ補正(5軸)
- AFエリア 81点
- ISO 200-25600
- 60秒 – 1/8000秒 (電子 60秒 – 16000秒)
- 連写 10コマ/秒
- 4K撮影 なし
- 防塵防滴
と、こんな感じです。
最近のカメラは最低でも2000万画素以上あるのが普通ですし、4Kどころか6K、8Kの動画も撮れるカメラもあります。
それに比べて、1605万画素止まりで4K撮影ができないEM5ⅱは多くの人にとって今更あえて購入したいようなカメラではないかもしれません。(私はアリだと思うけど )
でも、動く被写体を追ったり動画を撮ったりする必要がなければ、EM5ⅱは十分に使えるカメラだと思います。
カメラクラブ歴6ヶ月の高校生の作品
ということで、週に1回(50分)のカメラクラブに参加している娘の作品を紹介したいと思います。
構図などは個人のセンスによるものなので、ここでは単純にME5ⅱでどんな作品が撮れるのかに注目していただけたらと思います。
作例1

これは、初めてのクラブの日に「校内を歩いて10枚写真を撮ってきてください」という顧問の先生の指示で、折り紙クラブの教室を訪れ、撮らせていただいたもののうちの1枚だそうです。
娘の高校はクラブ活動(課外の部活動ではなく授業の一環として時間割に組み込まれているクラブ)にとても力を入れていて、カメラクラブの顧問も高校の教師ではなく、外から来てもらっている先生です。
ちなみに折り紙クラブは娘いわくほぼ数学クラブ。計算をして設計から考えるんだそうです。
使用レンズ:OLYMPUS M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO
作例2

これは高雄市の駁二アートセンターにあるカメラ屋さんで撮らせていただいたもの。
いろいろなフィルムを取り扱うカメラ屋さんで、台湾の若者の間で流行っている使い切りカメラもたくさん置いてありました。
私もおもちゃのようなフィルムカメラを1台購入しました。そのうち記事にしたいと思います。
使用レンズ:OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8
作例3

雨の日に透明の傘越しに取った風景。
今までの作品を見せてもらうと、色とか構図とか被写体とか、結構私の撮影スタイルと似ているなと思っていたのですが、この傘越しの雨というのは私も撮ったことがなく、私にはとても新鮮でとてもいいなあと思いました。
黒フレームを入れるところもおしゃれ。
使用レンズ:OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8
作例4

文化中心のギャラリーでとった作品。
アートフィルターを使用しての作品だそうです。私はモノクロをとったことがないので詳しくはわかりませんが。
使用レンズ:OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8
他にもお友達と公園のブランコでとったポートレートなど素敵な作品もあるんですが、お友達の顔が写っているので割愛します。
購入当時に書いた記事もここに貼り付けておきますので、中古のEM5ⅱの購入を検討している方は参考にしてみてください。
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