オリンパスのミラーレス OM-D E-M5 MarkⅡを購入してから約半年。旅行中に突然シャッターを切った直後にファインダーが黒くなり、記録もされないという現象が現れました。
撮り初めは順調なのですが、10枚ほど撮影するとシャッターを切った後に画面が黒くなり、その後は数枚に1枚の割合で真っ黒になります。メモリーカードにも真っ黒な画面しか記録されておらず、この現象はメモリーカードを新しいものにしても改善されませんでした。(一時的には改善したように思えましたが。)
幸い購入から半年ほどしか経っていないためメーカーの1年保証も効くので、オリンパスに修理を依頼することにしました。修理ついでに、ポロっと外れてしまったバッテリーを入れる底蓋のレバーの取り替えも依頼しました。
目次
メーカーへの修理の依頼方法
さて、カメラをどこに持って行ったらいいのか。
送付方法
まずはカメラの送付方法を選択します。オリンパス公式サイトによると、カメラの修理には以下の3つの送付方法があります。
- 引取修理(ピックアップ)
- 持込修理・即日修理
- 送付修理
1の「引取修理(ピックアップ)」は宅配業者が自宅まで取りに来てくれるというもの。私たちが直接宅配業者に連絡する必要はなく、オリンパスのサイトの送付方法から「引取修理」を選択して必要事項を記入すれば、指定した日時に箱とプチプチを持って引き取りに来てくれます。梱包もお任せで大丈夫です。お金をその場で支払う必要もありません。修理が終わって自宅まで届けてくれた時に修理費と引取料1620円を代引きで支払います。
2の「持込修理」は、直接全国にあるオリンパスにカメラを持って行って修理を依頼する方法です。事前にWEB上で申し込みをしておくと受付がスムーズだとのことです。自分でバッグに入れて持って行くだけなので梱包料などはかかりませんが、全国に数カ所しかないので交通費と時間がかかってしまうかもしれません。
3の「送付修理」は、自分でダンボールやプチプチを準備して梱包し、コンビニや郵便局などで近くの修理工場に送る方法です。修理が終わったら自宅まで届けてくれます。その際に修理費と送料1000円を代引きで支払います。
私の実家がある福岡県は、福岡市にオリンパスがあります。同じ福岡県とはいえ、私の実家からは新幹線で15分ほど、車だと90分ほどかかってしまいますので、1の「引取修理」を選択しました。
ここからは「引取修理」を選択した場合の手順を説明します。
見積り
まずはログイン。ログインしないと一般価格になるという記述がありましたので気をつけてください。ログインしたら見積もり作業を開始します。
⑴引取希望日と希望時間帯を選択します。通常、カメラを修理に出してから約1週間ほどで自宅に戻ってくるということです。
⑵修理品、故障現象、保証状況、シリアル番号を選択します。ここで大まかな見積りを出すことができます。
⑶故障内容詳細を書き込みます。発生状況(100字以内)、故障内容(240字以内)で書くことができます。修理内容に対する要望があればここに書き込みます。240字というのはかなり少ない字数なので、ポイントを的確に絞って伝える必要があります。
⑷使用パソコンOSを選択します。私は今スクリーンショットを見ながら記事を書いているのですが、OSを間違えて選択してしまっていることに今気がつきました・・・。
あとは規約に同意し、お客様情報、確認などを終えれば終了。WEB修理受付書をプリントアウトしたら、申し込みは完了です。すぐにオリンパスオンライン修理受付サービスからメールが届くので、内容をきちんと確認しておきましょう。
注意
ここで1つ注意を。カメラを修理に出すときは、必ず保証書を同封しましょう。保証期限内であっても保証書がないと有償になってしまいます。
私はカメラを業者さんに引き渡した後に保証書を入れ忘れたことに気づき、すぐさまサポートセンターに問い合わせました。サポートセンターの電話受付の方はとても感じがよく、親切に対応してくださいました。保証書は、ピックアップの際に宅配業者さんに渡された伝票に記載されている住所(私の場合は福岡市のオリンパス)に郵送しました。
次の日に福岡のオリンパスから、カメラは届いたが保証書が同封されていなかった、という旨の電話をいただきました。サポートセンターの方の指示で後から別口で郵送したと伝えたところ、こちらもかなり丁寧に対応してくださいました。保証書を入れ忘れたことに気づいていなかったとしても、勝手に有償での修理にはならなったようですね。電話の確認があって安心しました。
お見積もりのご案内
見積もり額がまさかの・・・
数日後、オリンパスからメールが来ました。件名は「お見積もりのご案内」。どうやら無事に保証書が届いたようです。早速ログインして開いてみると・・・。
ん?
見積もり金額:17.172円
保証書がオリンパスに届いたことが確認できたら無償で修理できると思っていたのに、まさか1万7千円かかるとは・・・。
少々高い気はしましたが修理しないと使えないので、修理をお願いすることにしました。上の画像は申し込みをした後の画像ですが、実際の画面では「修理を依頼する」というようなものをクリックしてから正式に修理が開始されます。修理費が高いと思ったら修理しないという選択もあります。
見積もりの訂正と連絡事項の電話をいただく
申し込みをした次の日に、福岡のオリンパスから電話がありました。保証書の件でお電話をくださった方と同じ方で、とても丁寧な対応をしてくださった方です。その方から保証書が確認できたというお電話をいただきました。修理費は1万7千円ではなく無料なので、カメラが自宅に届いたらピックアップ代の1620円だけを支払ってくださいということでした。よかった〜!
底蓋の黒いレバーも無償で取り替えていただけるということでした!
それから、カメラの修理に必要な部品の納入がお盆過ぎになるので、カメラの出荷は予定していた8月8日から8月末に変更になるとのことでした。ということは台湾に戻る8月中旬には間に合わないということになりますが、カメラの修理の方が大事なので了承しました。
故障箇所
ついでに故障箇所についても訪ねてみました。保証がなかったら1万7千円かかる修理です。何が問題だったのか気になります。カメラの不具合状況は記事トップに記した通り。
お話を聞くと、どうやらカメラのシャッターに不具合があった様子。そして取り替えなければいけない部品もシャッター関連品なんだそうです。私は写真は好きですがメカに詳しいわけではないので、部品名を聞いても「なるほど〜」という感じではなかったのですが、とりあえず不具合の原因と修理可能な状況ということがわかって安心しました。
最後に
今回の修理で学んだこと。
- カメラの送付はピックアップが便利。
- 保証書を忘れずに。
- 問題があったらためらわずに問い合わせる。
- 修理は通常は1週間程度で終わるが、部品の取り寄せ等で遅れることもある。
カメラが戻ってきたらまたレポートします!
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