こんにちは。今年も手帳買い替えのシーズンがやってまいりました。
いつもなら何も考えずに、Amazonで「佐々木常夫手帳」をポチるところなんですが、今年は「Citta手帳」を購入してみました。
Citta手帳は「未来を予約する」というコンセプトで作られたバーチカルタイプの手帳。私がいつも使っている佐々木常夫手帳と同じタイプの手帳です。
佐々木常夫手帳は5年ほど続けて使っていて、お値段、使いやすさ共に申し分ない手帳なのですが、今回はちょっとだけ違う手帳を使ってみたくなり、前から気になっていたCitta手帳を使ってみることにしました。
今回は、ちょっとお高いCitta手帳と、お財布に優しい佐々木常夫手帳とをいろいろと比べてみたいと思います。
Citta手帳が届いた
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Amazonで注文してから約1週間。台湾の自宅にCitta手帳が届きました。
税込で4070円の手帳ですが、海外発送代を含めると5千円超えてしまいました。いつもは税込2420円、送料含めても3500円というお手頃価格の手帳を使っている私にとって、5000円はかなり高価!
数字だけ見ると1500円はそんなに大きな金額の差でもないのですが、私にとっては5000円超えるかどうかが高いと感じるかどうかの線引きなのかもしれません。
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Citta手帳と佐々木常夫手帳
ではここからは、Citta手帳と佐々木常夫手帳を比較していきたいと思います。佐々木常夫手帳は今私が使っている2024年版、Cittaは来年用にと購入した2025年版です。
年間カレンダー
Citta手帳と佐々木常夫手帳にはどちらも年間カレンダーが2種類ついています。1つは簡易的な年間カレンダー、もう1つは書き込みが可能な年間カレンダー(ミニマンスリー)です。
簡易的な年間カレンダーは、どちらも3年間分ついています。ただし、佐々木常夫手帳の場合は2024年の手帳なら2023年、2024年、2025年。Citta手帳の2025年の手帳なら2025年、2026年、2027年のカレンダーになります。
つまり、佐々木常夫手帳は、去年(手帳を購入した年)、今年、来年の3年間なのに対して、Citta手帳は、今年、来年、再来年の3年間のカレンダーということになります。
例えば、私がこの記事を書いているのは2024年の9月ですが、手元にある2025年のCitta手帳には2024年のカレンダーは載っていません。
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ちょっとした書き込みが可能な年間カレンダーについては両者で大きく異なり、佐々木常夫手帳には1年分しかありません。2024年の手帳なら2024年のカレンダーだけです。
それに対してCittaの方は3年間分。2025年の手帳なら、2026年、2027年まで書き込み可能です。
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再来年はともかく、来年のカレンダーにも書き込めるのは確かに便利だと思います。
というのも、先月デンタルケアに行った時に、次の予約が半年後の来年2月になったんですけど、佐々木常夫手帳には書き込み可能な来年のカレンダーがないんです。マンスリーは1月までだし。それで仕方なく巻末の簡易的なカレンダーに印だけ付けておいたんですけど、こういう時に来年のカレンダーがあったら便利ですね。
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マンスリー
次はマンスリーです。
ここもCittaと佐々木常夫手帳とでは大きく違うところがあります。それは、Citta手帳は見開きで2ヶ月分確認できるというところです。
この点は手帳の考案者である青木千草さんのこだわった部分の1つでもあり、私も2ヶ月分まとめてみることができれば便利だろうなと思います。
ただその分、字をかなり小さく書かないといけなくなりそうです。青木さんがマンスリーには時間は書き込まないようにと推奨しているのも、そのためかもしれませんね。2つ3つとイベントが重なった場合、時間まで書き込むスペースは確かに取れそうにありません。
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ガントチャート
ガントチャートもCItta手帳と佐々木常夫手帳とではかなり違いがあります。
まずCitta手帳ですが、1ヶ月に4項目が書き込めるようになっていて、見開きで2ヶ月分並んでいます。これは私が佐々木常夫手帳を使い始める前に数年間使用していた「BizGrid」(佐々木常夫手帳と同じ永岡書店出版の手帳)と同じ配置です。
それに対して佐々木常夫手帳は、1ヶ月に8項目も書き込めるようになっています。そのため見開きは1ヶ月分です。
Cittaの場合、書き込むスペースがあまり大きくないので、文字を書くというよりは記号で印をつける使い方が合っているかもしれません。どのように使うかはまた考えようと思います。
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週間バーチカル
週間バーチカルを比較してみます。
私は土曜日も日曜日も仕事が入るので、土日がおまけのように小さくついているバーチカルは論外。その点は、佐々木常夫手帳もCitta手帳も月曜日から日曜日まで均等に配置されているので気に入っています。
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Citta手帳の時間軸は朝4時から翌日の4時までの24時間。佐々木常夫手帳は朝6時から22時までとなっていますが、上と下に時間軸を自分で書き込めるようになっているので、24時間として使用可能です。
私は基本的に12時までには寝るので、佐々木常夫手帳では22時の下のスペースを日記のように使っています。字の大きさを手帳の方眼の大きさに合わせると、だいたい100字くらい書くことができます。
Citta手帳は右側のメモスペースを広くとっているので、バーチカル部分の幅がかなり狭くなっています。日記を書くつもりのスペースも少なそうなのでちょっと心配です。100字は絶対無理そうですね。どうしたものか・・・。
Cittaにあって佐々木にないもの、またその逆も
先ほど比較したものは、スタイルこそ差はあれどCitta手帳にも佐々木常夫手帳にも掲載されているものでした。この章では、Citta手帳にあって佐々木常夫手帳にないもの、佐々木常夫手帳にはあってCitta手帳にはないものを見ていきたいと思います。
ワクワクリスト(Ciita あり、佐々木なし)
Citta手帳といえば「ワクワクリスト」。「やるべきこと」ではなく、「やりたいこと」をリストにして、具体的にそれをいつ実行する予定なのかを書き込むことで夢を叶えていく、というもの。
毎月2ページのリストが用意されています。
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私の場合は、特にワクワクするようなことはあまりなく、結局はToDoリストのようになってしまいそうです。
ただ、やらなければいけないのに先延ばしにしていることがたくさんあるので、それをリストにして1つずつ達成していけば満足感が得られるんじゃないかと思っています。私にとっては達成感もまたワクワクすることなのかもしれません。ワクワクリストでキラキラした1年にしたいと思います。
<理想のワクワクリスト:>
・ジーンズが似合う体型になる!
(そのために毎日運動する)
・褒められる素敵なリビングにする!
(そのために素敵なインテリアを見にいく)
(毎日少しずつ片付けていく)
<現実のワクワクリスト笑:>
・バイオハザードRe4を買う
(そのためにプレステを買う)
※Switchでは4しか出てないので
・ゴーストオブツシマを買う
巻末ノート(佐々木あり、Citta△)
佐々木常夫手帳には巻末に51ページのノートがついています。全て方眼で、これがまた使い勝手がとてもいい。ちゃんとページ数まで記載してあり、かなり優秀です。
方眼は約3.5ミリ。私が愛用しているユニボール シグノ(0.38)にちょうどいいんです。
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私が巻末ノートに書いていることは、
・1ヶ月の振り返り
・読んだ本リスト
・思い付いたことのメモ
・仕事のメモ
などです。
・年間の目標
・月ごとの目標
については手帳のマンスリーの前に専用ページがあるので、そちらに書いています。
Citta手帳にも巻末のノートはありますが、なんとたったの13ページ。これは私にはあまりにも少なすぎます。ちょっとしたメモなら十分だと思いますが、私の場合は1ヶ月の振り返りだけでも年間で12ページ使いますし、CItta手帳には年間の目標をまとめるページがないので巻末のノートを利用しようかなと考えていたのですが、完全な誤算です。購入する前に調べておくべきでした。
代替案としては、月間の振り返りをなくし、その代わりに1週間の振り返りをバーチカル横のフリーペースに書くしかなさそうです。1年間の目標も1ヶ月ごとの小さな目標だけをワクワクリストに書く感じになるかな。
51ページある佐々木常夫手帳はなんでもメモできますが、13ページのCitta手帳はメモすることを選ぶ必要がありそうです。
巻末付録(佐々木すこしあり、Cittaなし)
巻末付録については私はあまり必要としていません。
手帳によっては巻末に全国の交通マップがついていたりするんですが、私は日本に住んでいませんので、ほとんど活用しません。
でもそんな私が重宝しているのが佐々木常夫手帳の巻末にある「年齢早見表」。西暦、年号、干支、満年齢が表になっています。
私は日本に住んでいませんので、年号は本当にいつもわからなくて「令和何年だっけ?」となることが多いんです。また逆も多く、台湾の人から「昭和〇〇年ってつまりいつ?」という質問がくることも多いです。スマホで調べればいいだけなのですが、表が手元にあるとすぐに見せてあげられるので便利なんです。干支も台湾と同じですし。
まずは1年使ってみる
Citta手帳の2025年版は2024年10月から使えるようになっています。今年いっぱいは佐々木常夫手帳を使っていく予定です。Citta手帳の10月から12月までの部分はとりあえず練習のように使ってみようと思います。
Citta手帳と佐々木常夫手帳とでは書き込めるスペースに随分と差があるので、どのように使っていくか色々と検討します。
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