馬に乗って川を渡ったり山道を散歩したりするホーストレッキング。台湾南部の屏東縣にある「悠客馬術渡假村(York Horse Riding)」は台湾唯一のホーストレッキングコースを設けた乗馬施設です。そしてペット同伴可です!(宿泊はキャンブ場はOKですが、コテージの方は要確認)
私たちは、娘の卒園した幼稚園のPTA会員の一泊旅行でここに滞在し、ホーストレッキングに参加させてもらいました。娘は小学生なのですが、幼稚園時代にダンナがPTA役員だったので時々こういう旅行に参加させていただいてます。台湾では、幼稚園も小学校もPTA役員はお父さんが務めることが多いです。子供の学校のイベントに合わせて割と自由にお休みが取れる台湾だからこそできることなのかもしれませんね。
カメラの記事をメインに読んでくださっている方のために書かせていただくと、私が現在愛用しているゴープロ(HERO5 Black)はこの日のトレッキングのために購入したものです。
「悠客馬術渡假村(York Horse Riding)」
ホーストレッキングコース
ここで体験できるホーストレッキングには3つのコースが用意されています。
- 小野外(川歩き、草原)30分コース・・・1500元
- 大野外(川歩き、草原、山道)60分コース・・・3000元
- 海岸コース120分・・・6000元
私たちは幼稚園のPTA旅行という事で、参加した子供達も幼稚園生から小学生。団体で参加という事もあり、全員60分のコースになりました。トレッキングに参加する場合は事前に予約しておかなければいけないのですが、団体の場合は人数の多少の変動は大丈夫のようでした。貸切で他のお客さんがいないので、臨時参加も受け付けていました。
私はカメラマンの役だったので、今回は娘だけ参加しました。
まずは馬合わせ。身長をみながらスタッフさんが馬を選んでくれます。あまりにも小さい子は大人と一緒に乗ります。1人で乗る子供達はみんなポニー。娘は馬に乗ること自体は初めてではないのですが、乗馬のヘルメットやベストを装着するのは初めて。かっこいい!
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馬に乗ったらレスラン前に集合し、みんなの準備が整ったら出発です。娘は身長が一番低かったので先頭に。スタッフさんは先頭の馬のロープを引いてみんなを先導します。でもこの後、馬になかなか上手に乗れない子と位置をチェンジしました。スタッフさんにロープを引っ張ってもらわないで1人で乗るのは今回が初めてです。
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敷地から砂利道の坂を下って行き、川を渡って山道を上がって行きます。馬に乗っていない私たちが見送れるのはここまで。あっという間に馬たちが見えなくなってしまいました。とりあえず私たちはレストランに戻りコーヒータイム。30分ほど休憩したあと、出迎えに戻りました。
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上の写真はホーストレッキングから帰って来たところです。ホーストレッキングは難しそうなイメージでしたが、今回参加した人は娘を含めみんな初めて。子供も大人もみんな楽しそうでした。馬もきちんと訓練されていて、ロープなしでも先頭にちゃんとついて行っています。全く泳げない娘が馬に乗って川を渡るのは少しだけ心配でしたが、全然問題なかったようです。
アスレチック広場
馬に乗れない子や、ホーストレッキング以外の時間の暇つぶしにはアスレチック広場へ!
レストランや牧場のある広場から少し離れたところにキャンプ場とアスレチック広場があります。幼稚園生や10歳くらいまでの子供が楽しめる場所です。街中ではなかなか見かけないようなアスレチックで、特に水の上を行く水中ロープウェイは大人気。
規模は大きくありませんが、大人の監視下で小さな子供が体を動かすのにはちょうどいい大きさです。当時2年生だった娘も大喜びでした。
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食事
私たちは団体だったので食事はレストラン内ではなく、レストラン横の広場でのバーベキューでした。バーベキューではスタッフさんがイノシシを丸焼きにしてくれました。日本ではイノシシは食べた事なかったのですが、台湾に来てからは山間部に宿泊した際などにイノシシの丸焼きをいただきます。
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朝ごはんはレストラン内でいただきました。台湾の民宿や簡易ホテルで用意されるようなビュッフェ式の朝ごはんです。朝ごはんは宿泊代に含まれています。
この施設には団体で来ると楽しいと思います。私たちは食事の後にキャンプ場に集合してキャンプファイヤーを行ったのですが、イノシシの丸焼きもキャンプファイヤーも団体でないとなかなかできないことです。お友達家族や同僚家族、学校の宿泊学習で利用すると楽しそうですね。
宿泊施設
宿泊施設は次の通り。
- コテージ(2人、4人、デラックス4人、6人、8人、)
私たちは親子3人なので2人部屋です。ちなみに2人部屋で定価は4200元。これは連休時などの最高価格で、普段はこれから安くなります。例えば土日なら2800元です。夏休みと冬休みの間はもう少し高くなりますが、4200元より高くなることはありません。団体ならもう少し安くなります。
全部で20のコテージがあり、全部で約120人収容できるそうです。
- キャンプ場
キャンプ区画・・・800元。1つの区画に4人まで。1人増えるごとに200増。
テント貸し出し・・・4人用400元。6人用600元。
キャンプファイヤー・・・2500元。
ペット同伴可。
アクセス
屏東縣の山間部ということもあり車がないと難しいと思います。
高雄市からは車で約2時間です。
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