パーマリンクを変更してしまったらやるべきこと

パーマリンクは変更しない方がいいです。

ページが見つかりません(404)問題も発生するし、変更後の対応も大変です。PVもパーマリンク変更前の状態に戻るかどうかも分かりません。

それでもパーマリンクを変更してしまったら、順に対応をしていきましょう。

ちなみに私は意図的に変更したわけではなく、ワードプレスのパーマリンクの設定を変更したら、今までの記事全てのパーマリンクが変わってしまったという、全く予期しないハプニングでした・・・。

ワードプレスのパーマリンク設定を変更してしまったら起こること

変更後の対応のお話をする前に、パーマリンクを変更してしまったらどんな悲劇が待っているかをお話ししましょう。

予期せぬ事故でパーマリンクが変わってしまった経緯

冒頭でもお話ししたように、これまで書いてきた私のブログの記事は予期せぬハプニングのためパーマリンクが全て変わってしまいました。

ことの発端はこう。

私はもともと記事のパーマリンクを
https://mikisen-dogcamera.com/2000/01/01/〇〇/
の形に統一していました。

日付は公開日、〇〇は内容に合わせて簡単な英語を加えていました。

でも最近になって、「パーマリンクに公開日を入れると、古い記事だと思われて観覧してもらいづらくなる」という話を聞き、「今までの記事はともかく、これからは公開日を入れない設定にしよう」と思って、ワードプレスのパーマリンク設定を変更したんです。

そしたらなんと!

これまでの全てのパーマリンクが日付の入っていない形に変わってしまいました

私はてっきり、これから書く新しい記事だけ変更になると思っていたんですが、まさかこれまで公開してきた記事すべてのパーマリンクが変更になるなんて!

PVトップは「ページが見つかりませんでした」のページ

このことに気づいたのは、パーマリンクを変更して数日が経ったころ。

もともと毎日アナリティクスをチェックするようなマメな人間ではないため初めは全く気づかなかったんですが、パーマリンクを変更して数日後にアナリティクスを開いてみると、なんとPVが最も多い記事タイトルは「ページが見つかりませんでした」。

前日、その前日と、どんどんデータを遡ってチェックしてみると、ここ数日間のトップPVページは全て「ページが見つかりませんでした」。

何が起こっているのか把握できていないうちに、Googleからこんなメールが。

「これが意図したものでない場合は、修正することをおすすめします。」

いろいろ調べて原因がパーマリンクの変更にあることを知ったときには、PVは通常の30分の1以下にまで下がっていました。

パーマリンクを変更したらやること

意図的にしろ、不慮の事故であったにしろ、パーマリンクを変更したらやらなければいけないことを順に追って説明します。

リダイレクト設定をする

まずは古いURLにアクセスしてくれた方を新しいURLに転送する設定を行います。これは引越しした後に、旧住所に届く手紙がきちんと新住所に届くようにと郵便局に転送願いを出すのに似ています。

これをしないと「宛先不明」、つまり「ページが見つかりませんでした(404)」になってしまいます。

方法はいくつかあるようですが、私は簡単にプラグインを使いました。「Redirection」というプラグインです。難しい知識は全く必要ありません。

Redirectionというプラグインをインストールして有効化したら設定を行います。
よくわからなかったら、こんな感じで大丈夫だと思います。

設定が済んだら、パーマリンクを変更した全てのページを1つずつリダイレクト設定していきます。

たとえば下のような場合

古いURL:https://mikisen-dogcamera.com/2024/07/26/high-school-system/
変更後のURL:https://mikisen-dogcamera.com/high-school-system/

「ソースURL」
 /2024/07/26/high-school-system/

ターゲットURL」 
https://mikisen-dogcamera.com/high-school-system/

となります。

そして「転送ルールを追加」をクリック。

この作業を、全ての記事で行います。

私の場合は古いURLが公開日と記事タイトルになっていたので、「ソースURL」は記事の公開日を確認しながら入力していき、「ターゲットURL」は記事のリンクからコピペして作業を進めました。

正しくリダイレクト設定が行われているか不安な場合は、「リダイレクトを確認」をクリックして確認してみてください。カーソルを近づけると表示されます。

万が一間違えて設定してしまったら、「編集」をクリックして訂正すればいいだけですので大丈夫です。

設定作業は簡単なんですが、数が多いと時間がかかります。私は記事の数はそこまで多くないのですが、設定するついでにリライトしたり、クラシックエディションで書いた記事をブロックに変換させたりしていたら3日間かかりました。

サイトマップを送信する

全ての記事のリダイレクト作業が終わったら、一応サイトマップを送信しておくといいと思います。

効果があるかどうかは分かりませんが、やれることはやっておきます。これで新しいURLが少しでも早くインデックスされることを願って。

サイトマップを送信したら、最後の段階です。

新しいページのインデックス申請

リダイレクトの設定が終わったら、サーチコンソールを開き、新しいURLの検査をしてみます。

私の場合は、リダイレクトの設定に3日間かかったのですが、3日も経つと自動でインデックスされている(新しいURLに自動で置き換えられている)ものも結構ありました。

新しいURLを入力してエンターキー、または「公開URLをテスト」をクリック。

下のような画面になっていれば、新しいURLはすでにインデックスされている状態です。

もし「インデックスされていません」という画面になったら、「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。

インデックス申請は1日に送信できる数に制限があるので、URL検査でインデックスされていない記事が多くあった場合は、1日に10記事程度を数日間に分けて申請してください。

記事が多いときは

記事が多い場合は、簡単な表を作成しておくと便利です。

私は全ての記事の公開日とパーマリンク、そして「index確認」「設定済」「index申請」という項目を作って管理しています。

まずリダイレクト設定が終わったら✅、その次にインデックスされているかどうかURL検査。されていれば✅、されていなければそのまま申請。申請が完了すれば✅。

リダイレクト設定は3日間かかりましたが、インデックスの申請にはもっと時間がかかりました。(というかまだ終わっていません。)1日に送信できる数に制限があるので、なかなか作業が進みません。

登録されているかのチェックは制限なしでできる(多分)ので、申請の制限数に達してしまったら、残りは検査だけを先に済ませておくのがいいと思います。

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