台湾滞在時に増えてしまったレシート、あなたは捨ててしまっていませんか。
台湾在住の方や、台湾に何度も訪れている方ならご存知かと思いますが、台湾で受け取ったレシート、実は当選すれば現金がもらえる宝くじになっているんです。
最高金額なんと1000万元! (特別賞)
特別賞はなかなか狙えないかなと思うんですが、6等賞の200元なら結構あたりやすいので、レシートを捨てる前に当選していないかどうか確認して見ましょう!
すぐに確認の方法が知りたい方は、目次より「レシート番号と当選番号を照合」まで飛んでくださいね。
目次
台湾レシートについて
台湾で受け取るレシートには3種類あります。
- 細長い旧規格のレシート
- 日本のレシートのような感熱紙タイプ
- 領収書タイプ
3の「領収書タイプ」はほとんど受け取ることはないので、ここではスルーさせていただき、主流の2種類のレシートについて説明したいと思います。
私が台湾に来た当初は、レシートは全て細長い紙に印刷されたものでした。規格も統一されていたので、こちらとしては保管に便利だったのですが、5年前くらい(?)からファックスの感熱紙のようなレシートが使われはじめ、現在では感熱紙タイプの方が主流となっています。
レシートの規格が変わった主な理由は、環境に配慮してとのこと。
旧規格のレシートは2ヶ月ごとにレシート上部の装飾の色が変わります。つまり2ヶ月ごとにレシートのロールを交換しなければいけません。使い切らないものも強制的に交換。かなり紙の無駄になってしまいますね。
旧規格のレシートにもメリットはあるんですよ。(消費者目線で)
旧規格のレシートは、あらかじめ番号が印刷されているものがロール状になっていて、レジでお金を払うと明細が書かれたレシートが出てくる仕組み。レシート1枚の長さは決まっているので、一度にたくさん買い物をすれば、明細が1枚に収まりきらず、レシート2枚、3枚となって出てきます。
旧規格のレシートは1枚に1組の番号が印刷されていますので、1度にたくさん買い物をすればするほど、そのぶん当選の確率も高くなります。
その点、感熱紙のレシートは、番号が印刷されるのは最初の1枚のみ。明細は明細だけで印刷されるので、1回にたくさん購入してもレシートの番号は1組だけ。
もちろん環境のためにはインクの必要ない、無駄な破棄のない感熱紙のレシートがいいに決まっていますけどね笑
レシートの番号と当選番号を照合
さて、レシートの当選番号の確認の仕方です。
レシート宝くじは、2ヶ月に1回、当然番号が発表されます。
- 1、2月分(3月に発表)
- 3、4月分(5月に発表)
- 5、6月分(7月に発表)
- 7、8月分(9月に発表)
- 9、10月分(11月に発表)
- 11、12月分(1月に発表)
当選番号の発表は、台湾のヤフーで「發票中獎」と検索すればすぐに出てきます。
当選番号の見方
(財政部税務入口網)
108年(2019年)の1、2月のレシート当選番号を例に説明します。
上から
- 特別賞 <8桁全てが一致で1000万元>
- 特賞 <8桁全て一致で200万元>
- 頭賞 <8桁全て一致で20万元>
- 2等 <「頭賞」の下7桁一致で4万元>
- 3等 <「頭賞」の下6桁一致で1万元」>
- 4等 <「頭賞」の下5桁一致で4千元>
- 5等 <「頭賞」の下4桁一致で1千元>
- 6等 <「頭賞」の下3桁一致で2百元>
- ボーナス6等 <下3桁一致で2百元>
頭賞から6等までは、頭賞の当選番号(3組の赤い数字)をチェックします。表によると、今回の頭賞の当選番号は以下の3組。
「13440631」
「26650552」
「09775722」
8桁全てが一致していれば20万元もらえるのですが、まずはそれぞれの下3桁をチェックしてみましょう。手持ちのレシートの番号の下3桁が
「631」「552」「722」
のいずれかであれば、2百元当選ということになります。下3桁が一致していれば、下4桁目の数字も忘れずにチェックしてくださいね!千元当たっているかもしれませんよ。
ボーナス6等は頭賞の番号とは関係なく、独自の3桁当選番号です。今回はレシート番号の下3桁が
「809」「264」
であれば6等ということで2百元もらえます。
我が家では5枚の6等当選で、合計千元ゲットしました!
ちなみに、4枚のレシートと、1枚の光熱費領収書タイプでした。光熱費の領収書タイプのものは、支払いの際にはレシートが出ませんので、当選すれば通知が送られてくる仕組みです。
20年近く台湾に住んでいますが、当選最高金額は下4桁の千元です。6等の2百元は結構当たってるんですけど、今回のように5枚も同時に当選したのは初めてです。
換金の仕方
どうでしたか。当選していましたか?
もし当選が5等、6等の場合は、お近くの4大コンビニ(セブン、ファミマ、OK、ハイライフ)や全聯(PXマート)で現金に換えることができます。
換金はとっても簡単。当選したレシートの裏に必要事項を記入して店員さんに渡すだけ。その場で現金がもらえます!その際、身分証明証が必要となりますので、居留証やパスポートなどを忘れずに持って行ってくださいね。
4等以上の場合は、第一銀行や彰化銀行などの金融機関で換金してもらう必要があります。また金額によっては税金を支払う手続きもありますので、台湾人のお知り合いに同席してもらうと安心です。
寄付という選択
台湾での滞在期間が短い方、また、レシートの宝くじには興味がないという方もいらしゃるかもしれません。
そんな時には、レシートを寄付するという選択もあります。
コンビニやスーパーのレジのところに、レシートを入れるための寄付ボックスがあります。これは、体の不自由な方を主に支援している機関が設置しているもので、不要なレシートを寄付ボックスにいれておけば、もし当選した場合、その当選金がそのままその機関に寄付されることになっています。
ゴミ箱に捨てる代わりに、ぜひコンビニのレジ横、または入り口付近のレシート寄付ボックスにいれてくださいね!
以上、台湾のレシートについてでした。
コメントを残す